尾瀬
2003年9月6日(土) 晴後雨
行程
場所 | 着 | 発 |
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鳩待峠 | ||
山ノ鼻 | ||
竜宮 | ||
見晴 | ||
沼尻 | ||
尾瀬沼東岸 | ||
三平下 | ||
沼尻 | ||
尾瀬沼東岸 | ||
沼山峠 |
初めての尾瀬歩き.往路は夜行バスで鳩待峠へ入山し,復路は東京駅23:00の列車に間に合えばよいので,沼山峠からの最終バス16:20発に乗っても間に合う.そこで,尾瀬ヶ原から尾瀬沼へ向かう尾瀬のメインルートを歩くことにする.ガイドブックでは1日で抜けるのは難しいと書いてあったが,ガイドブックの歩行時間だけからいえばそれほど難しいとは思えなかったので,敢行することに.結論から言えば,プランになかった尾瀬沼一周まで追加するというおまけがつくほど時間的には余裕ができた.
山行記録
名古屋から,夜行日帰りで尾瀬へ行く計画を立てて実行することにした.東京からのツアーバスで鳩待峠に着いたのは朝4時半.外は暗い.ヘッドランプがザックの奥の方にあり,取り出せないうちに山小屋の休憩所の明かりが点灯した.慣れない山歩きはこうしてスタートした.おにぎり朝食をとり,朝5時ごろ外が明るくなり出発.最初は緑深い樹林を淡々と進む.川上川の橋を渡るといよいよ尾瀬ヶ原.尾瀬ヶ原に出た時の開放感で気分が高揚する.また尾瀬ヶ原にはいると天気がよくなり,太陽も顔を出す.池塘からわずかに蒸気が発生している.広々とした尾瀬ヶ原の眺めは申し分なく,至仏山の姿も見ることができた.燧ヶ岳は雲に覆われて見ることができなかった.夏の天候不順で,この時期でも夏の花がかなり咲いていた.逆さ燧,下ノ大堀,竜宮などの休憩ポイントで十分時間をとり,かなりゆったりと歩いて,尾瀬ヶ原東端の見晴へ到着.ここから山越えの樹林の道へ突入.息があがるが,何とか白砂峠を越えて,すぐに白砂湿原へ.気分的にほっとする.ここからさらに進んで沼尻へ.ここで長めの休憩を取り,尾瀬沼東岸へ.まだ時間的にはゆとりがありそうなので,尾瀬沼一周をしてみることにする.尾瀬沼南岸道は適度のアップダウンと木道が古くて歩きにくかったが,無事一周を果たす.沼尻から本日二度目の北岸道を進み,尾瀬沼東岸から今度は大江湿原方向へ進む.このころ小雨が降ってきたが,歩きに支障はなかった.最後に樹林を抜けて,沼山峠のバス停に無事到着できた.
尾瀬(交通アクセス)
往路
場所 | 着 | 発 | 種類 |
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名古屋 | 新幹線 | ||
東京 | JR | ||
新宿 | JTBサン&サン・ツアーバス | ||
鳩待峠 |
復路
沼山峠 | 着 | 発 | 会津バス |
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会津高原 | 野岩鉄道・東武鉄道 | ||
鬼怒川温泉 | 特急「きぬ」 | ||
北千住 | JR(日暮里乗換) | ||
東京 | 急行「銀河」 | ||
大阪 | 地下鉄 | ||
難波 | 近鉄特急 | ||
名古屋 |
概要
まず名古屋から東京までは新幹線利用.週末の新幹線は混雑している.新宿まで移動し,いよいよバスで鳩待峠へ.受付で乗車手続きをすませる.マイクロバスタイプの車両が使われ,座席は狭いが仕方がない.しかしマイクロバスゆえ,鳩待峠までダイレクトに行ってくれるのはありがたい.途中2回ほどトイレ休憩あり.早朝まだ外は暗い中鳩待峠に着いた.帰りは,沼山峠からバス利用.御池で下りる人が多いが,これはマイカー利用の人だ.檜枝岐で下りる人もいたが,大半は東京方面への鉄道との接続点である会津高原での下車だ.ここから野岩鉄道,東武鉄道で東京へ戻るのだが,鬼怒川温泉で特急に乗り換えないと,東京23:00発の「銀河」に乗るのは厳しい.特急券は会津高原の駅で購入しておいた.東京からは,久しぶりの寝台列車利用.「銀河」ではB寝台上段だった.揺れも少なく比較的よく眠れた.終点の大阪まで乗り通し,帰りは近鉄特急で名古屋へ戻った.朝の列車なので混雑も予想されたが,特急券は当日でも空席があり問題なかった.