鈴鹿・藤原岳〜茨川
2003年11月08日(土) 晴
行程
場所 | 着 | 発 |
---|---|---|
西藤原 | 8:30 | |
八合目 | 9:50 | 9:55 |
藤原岳 | 10:50 | 11:10 |
治田峠 | 12:40 | 12:50 |
茨川 | 13:35 | 13:55 |
(巡視路) | ||
ノタノ坂 | 15:25 | 15:25 |
御池川林道 | 15:45 | 15:50 |
君ヶ畑 | 16:35 |
山行記録
藤原岳から治田峠を経て滋賀県側へ下る鈴鹿横断ルート.時間的には長いルートであるが,古くからあるルートで道もしっかりしている...はずだった.そして茨川からノタノ坂にかけては,紅葉の美しいルート...のはずだった.........
山に向かう前からトラブルの予兆はあった.まず,三岐鉄道への乗換をする近鉄富田の駅で腹痛のためトイレに立ち寄る.当初の計画では乗換時間はわずか2分.当然乗換は不可能で,電車を1本遅らせることになり,40分のタイムロス.
さて,西藤原から出発.堰堤の横を通り,大貝戸ルートを上っていく.ルート的に難しさはなく,人工林の中を淡々と進み,8合目へ.そこから先は時折展望も得られる好ルート.歩き始めてから2時間ほどで山頂避難小屋に到着.そこから展望丘までは笹の深い道が続くが,ルートははっきりしている.展望丘ではその名の通り360度の展望が得られる.これからたどる主稜線ルートを眺める.
展望丘からはしばらく尾根の西側斜面を横切るルートとなり,歩きにくい道が続く.それを過ぎると尾根に出て,歩きやすくなる.尾根上を淡々と歩いて治田峠に到着.ここから茨川までのルートが大変な難路.谷に降りてからは道がわかりにくく崩れ落ちており,ルートをたどるのに難儀したが,最後に砂防ダム用の作業道に出て10分ほど歩くと茨川に到着.茨川は紅葉が美しく長く滞在したかったが,少し休憩して出発.この後,ルートをたどっていったが,途中でルートを間違えてしまった(あとで,火の用心と書かれたポイントで薄い踏み跡につられたことを知った).いつまでたっても植林帯を抜け出せずおかしいとはウスウス思っていたが,道が続くのでたどっていくと,送電線巡視路へ.しかしどうみても西側へ下るルートがないので,ここで完全に道を間違えたことを認識.しかし巡視路は南北にはっきりとついているので,地図を見ながら慎重にまず北へ歩いてみる.すると明らかにルートは特徴のあるカーブを描いており,これと地図を照らし合わせて,本来の地点よりも北側にいることを確認.すぐに進路を逆にとり,巡視路を南へ歩いていくと,ノタノ坂と書かれた道標を発見.西へ降りるルートもあり,これで安心.あとはバス停のある君ヶ畑まで淡々と歩いた.バスの発車時刻には十分間に合ったが,集落の中を散策している間に,バスは定刻よりも10分以上早く発車してしまった.やむなく集落の人にタクシーを呼んでもらい,永源寺までタクシーで下った.以上トラブル続きの山行であったが,山歩きでは,トラブルが次のトラブルを呼ぶということを身をもって感じた日であった.
↑避難小屋から展望丘までは笹の広がる緩斜面を進む
↑展望丘から主稜線を眺める.
↑主稜線西側の藪っぽい斜面を下っていく
↑茨川の集落.
鈴鹿・藤原岳〜茨川(交通アクセス)
往路
場所 | 着 | 発 | 種類 |
---|---|---|---|
名古屋 | 6:31 | 近鉄 | |
近鉄富田 | 6:59 | 7:42 | 三岐鉄道 |
西藤原 | 8:30 |
復路
着 | 発 | ||
君ヶ畑 | タクシー | ||
永源寺車庫 | 近江バス | ||
八日市 | 近江鉄道 | ||
米原 | JR | ||
名古屋 |
←君ヶ畑のバス停