鈴鹿・鈴鹿峠〜油日岳
2004年02月21日(土) 晴
行程
場所 | 着 | 発 |
---|---|---|
伊勢坂下 | 8:10 | |
鈴鹿峠 | 8:55 | 9:05 |
ナイフエッジ | 9:35 | 9:40 |
高畑山 | 10:00 | 10:35 |
溝干山 | 11:05 | 11:10 |
坂下峠 | 11:25 | 11:30 |
唐木山 | 12:00 | 12:10 |
那須ヶ原山 | 13:05 | 13:50 |
三国岳 | 15:00 | 15:05 |
油日岳 | 15:45 | 16:10 |
林道終点 | 16:50 | 16:55 |
柘植 | 17:50 |
山行記録
この時期の山歩きとしてはかなり長時間の部類に入るが,絶好の天気に誘われて,鈴鹿峠から油日岳への県境稜線縦走をする.鈴鹿山脈の最南端に位置するこのエリアは,岩場,痩せ尾根,ガレ・ザレの連続で,しかも迷いやすい分岐道が多く,歩くのに難儀した.でも単調にただ登るだけ,歩くだけのルートよりははるかにおもしろい.他に歩く人もまれで,静かな雰囲気を味わえた.この日はとても気温が高く,2月だというのに行程のほとんどを半袖1枚で過ごした.雪は道のところどころに残っている程度であった.
伊勢坂下→高畑山→坂下峠
伊勢坂下から,街道筋に歩き始め,その後東海自然歩道の道標に従って山道に入る.猿の鳴き声が響く中しばらく歩くと,三子山へのショートカット道が分岐する.国道1号線の下をくぐり,鈴鹿峠への道へと入る.鈴鹿峠は十字路になっていて,今回は左折して鈴鹿最南端の主脈縦走を開始する.
高畑山までの縦走路は,時折笹の生え込みがあるが,総じて歩きやすい.ザレ尾根の通過もあるが,ロープがついており通行には問題ない.
高畑山は,好天に恵まれ360度の大展望が得られた.大展望を満喫後,縦走路を進む.溝干山までは笹の中の縦走路を進むが,溝干山を過ぎると,ザレ道の急な下りが待ち受けている.慎重に降りていくと,坂下峠に到着する.
↑通称「ナイフエッジ」を通過する.名前ほどたいしたことはない.
↑高畑山からの大展望
↑高畑山を過ぎて,笹の中の縦走路を進む
坂下峠→那須ヶ原山→油日岳→柘植
坂下峠は未舗装の林道が通過している.そこを横断して再び山道へ.坂下峠からきつい上り返しがあり,しばらく進むと唐木山のキレット下に到着.ここは巻き道を進む.縦走路は時折展望が得られ,遠方の山並みをみながら進む.
人工林の中の縦走路を進んでいくと,那須ヶ原山に到着.ここからは北西方向に展望がひらけている.数名が休憩中であった.那須ヶ原山を過ぎると,何度もやせ尾根の通過がある.アップダウンも激しく,足に負担を強いられるが,慎重に通過していく.また迷いやすい尾根の屈曲も何カ所も見られ,進むのに苦労する.何度かの激しいアップダウンの後,最西端油日岳に到着.ここからの展望はわずかであり,ここから三馬渓へ下る.三馬渓への道はかなり荒れ模様.倒木をかいくぐりながらの下山が続くが,最後に金属はしごを下りると,流れに沿った穏やかな道が続き,あずま屋のある登山口に到着.ここから未舗装の道を1時間ほど歩いて柘植駅に到着した.今回は長距離縦走であり,柘植駅到着時には,日が落ちかかっていた.
↑唐木山のキレット.巻道がある.
↑時折周囲の山々への展望が開ける.
↑那須ヶ原山からみた甲賀盆地方面.
↑縦走路はザレたやせ尾根とアップダウンの連続.
鈴鹿・鈴鹿峠〜油日岳(交通アクセス)
往路
場所 | 着 | 発 | 種類 |
---|---|---|---|
名古屋 | 5:55 | JR | |
亀山 | 7:05 | 7:10 | JR |
関 | 7:16 | 7:55 | 三重交通 |
伊勢坂下 | 8:07 |
復路
着 | 発 | ||
柘植 | 18:11 | 急行「かすが」 | |
名古屋 | 19:26 |