駅からあるき by DJ Kei
2004.10.16 鈴鹿・藤原岳〜鞍掛峠

鈴鹿・藤原岳〜鞍掛峠

2004年10月16日(土) 晴

行程

場所
西藤原8:00
一合目8:058:05
八合目9:259:30
藤原岳展望丘10:2010:30
避難小屋10:4011:10
天狗岩11:3011:35
冷川頭12:0012:05
白船峠12:2012:25
カタクリ峠12:5513:00
ボタンブチ13:5514:05
御池岳14:1514:30
鈴北岳15:0015:35
鞍掛峠16:0516:10
冷川17:20

山行記録

鈴鹿の中で,藤原岳から北側はまだ行ったことのない山域であった.しかし鈴鹿を愛する人は好んでこの北鈴鹿へ足を運ぶ人が多いようだ.県境稜線沿いに藤原からカタクリ峠まで歩き,白山や御岳まで望める展望をたっぷり楽しんだ.ここの稜線は歩く人があまりいなさそうだ.なお,この日のデジカメ写真をPCに落とすことなく,翌週カメラを落としてしまったので,今回分の写真はありません.また機会があれば是非来てみたい.

西藤原→藤原岳→カタクリ峠

西藤原の駅から大貝戸道で八合目へ.小広場で少し休憩をとる.八合目からは徐々に伊勢平野側の展望が開ける.九合目から避難小屋までは少々長く感じるが20分ぐらいだ.避難小屋に荷物を置き,展望丘へ.ここはいつも人が大勢いるのだが,今日はまだ誰も来ていない.今日のメインの目的はここではないので,すぐ引きかえし,藤原岳避難小屋から北へ進路をとり天狗岩を目指す.ここの道は石灰岩がごろごろしている笹の霧開きを進む.明るい雰囲気の道である.前方に大きな送電線が見えてくる.中部電力の伊勢幹線で,275kV送電線.その鉄塔を通過するところが頭陀ヶ平である.鉄塔があるので周りの樹林が切り開かれ,絶好の展望地である.天気がよいので白山や御嶽まで見ることができた.ここでしばし景色を堪能し,再び歩き出す.樹林の道を歩いていくと白瀬峠に到着.ここは展望はない.白瀬峠からは県境稜線を進むが,この道はあまり踏み跡がはっきりしない部分がある.基本的に尾根に沿って進めばよいのだが,ところどころわかりにくい.慎重に進めば問題ないのだが.こうして進んでいくとカタクリ峠到着.

カタクリ峠→御池岳→冷川

カタクリ峠では御池から団体さんが下りてくるところで,そのうちの一人と話をする.鈴北のほうからやってきたとのことだ.私がこれから行くルートである.私が今日西藤原から縦走してきたことを話すと「すごいですねえ」と感心された.これから御池,鈴北をまわって鞍掛峠まで歩きますと話すと,まだ時間があるから大丈夫と教えてくれた.しかし私の場合は鞍掛峠で終わりではない(冷川バス停まで歩く必要がある)ので,実はそれほど時間はない.カタクリ峠から真の谷まで歩き,そこから御池の北側斜面をひたすら登っていく.この道がやや歩きにくかった.御池丸山に行く前にボタンブチへ.急な崖になっている分,展望は申し分ない.今歩いてきたルートを眺める.ボタンブチから丸山まではすぐである.御池丸山は鈴鹿山脈の最高地点で標高1247mであるが展望はきかない.鈴北岳近くでは,笹の生い茂る,開けた台地状のところを高原気分で歩く.鈴北岳といっても台地からわずかに突き出たピークにすぎないのだが,展望はかなりよい.ここでも数名の人と話をした.鈴ヶ岳から戻ってきたという人は,下山道がわからないのでこちらに戻ってきたと話す.小腹がすいたので雑煮をつくり食べる.鈴北岳から鞍掛峠ははっきりした道がついており,ひたすら忠実にたどるしかない.展望はたまにひらける.やがて,国道が眼下に見えてくると鞍掛峠到着.ここから,国道へ下りる道が,下りのザレ道であり歩きにくい.国道は100mおきに標識が出ているので,それを目安に歩く速度を求めたら時速6km強である.下り坂とはいえこれは速いと自分でも感心する.事前に調べておいたバスの時刻が迫っていたので小走りにしていると,バスの姿が.小走りが全速力になり,バスの運転手にそれとなく合図を送りバス停まで走る.運転手も気づいてくれたようで,バスに乗ってから「間に合ってよかったね」などと話しかけてくれる.こうして最後はあわただしく終わったが,絶好の好天の中,鈴鹿北部の山域を歩けたことに満足できた.

鈴鹿・藤原岳〜鞍掛峠(交通アクセス)

往路

場所種類
名古屋近鉄
近鉄富田三岐鉄道
西藤原

復路

冷川三重交通
阿下喜近鉄
桑名近鉄
名古屋
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