駅からあるき by DJ Kei
>2009.08.12-15 尾瀬(その1)

尾瀬(その1)

2009年08月12日(水) 晴

行程

場所
御池11:15
上田代11:4512:10
天神田代12:5013:00
裏燧橋13:1013:10
三条の滝13:4513:50
赤田代14:3014:40
見晴(泊)15:10

プランニング

夏休み恒例の,尾瀬巡り.1日目は,御池から入り,裏燧を通って見晴まで歩くプラン.昼前から歩き始めて夕方前ぐらいに着く行程であるが,真夏なのでバテないようにペース配分を考える必要がある.

概要

前日は,静岡地方で起きた大地震の影響で,交通機関が乱れていたが,幸い今回の尾瀬へのルートには影響は少なくて済み,最終的には予定通りの時刻に到着できた.この日は,奥只見方面からバスでアクセスし,御池で下車.御池で下車したのは私1名だった.他はすべて沼山峠までの乗車だった.もっとも,バスの客自体が全部で数名しかいないのだから,1名でもパーセンテージで言えばなかなかの数値である.
御池で昼食をとって,久しぶりの燧裏林道を通って尾瀬ヶ原へ入るのがこの日のルート.夏の燧裏林道の歩きははじめて(部分的には歩いているが)で,どんなところかと思っていたが,湿原ではキンコウカが幅をきかせ,樹林では緑が濃く風通しが悪いので暑かったのが印象に残っている.時折通過する沢から吹く風が心地よかったし,冷たい流れで何度も顔を洗った.久しぶりの歩きということもあり,ややバテ気味な一日であった.

行程

御池→上田代

御池から出発するが,しばらくはかなり広くて立派な木道が整備されている.車いすが通れるように整備されているのかもしれない.木道もバリアフリーの時代か.それが途切れて時折木道の途切れる山歩きがスタート.

上田代では撮影にいそしむ人の姿も見られたので,私はそそくさと通過するが,キンコウカが未だ健在で群生が見事だった.

上田代は典型的な傾斜湿原だ.ある箇所から見るとその様子がとてもよくわかるのだが.それにしてもこの日はヘリコプターが上空を頻繁に飛んでいる.よく見ると,木道を運んでいるようだ.

上田代→赤田代→見晴

上田代を抜けいったん樹林帯に入るが,すぐに次の湿原に出る.すると,木道設置作業をやっていて,先ほどのヘリコプターが出入りしている.木道を上げ下ろしする間は通行を制限され,私もしばらく待ちぼうけ.しばらくすると真新しい木道,場合によってはベンチも整備されるかも.この後は,樹林の中に小湿原が点在し,時折沢を渡るといった道が続いていく.樹林帯は風が通らない一方,日があたることは少ないので助かる.時折横切る沢で顔を洗ったりするが,暑さの一時しのぎに過ぎない.

天神田代に到着.ここは非常に小さな湿原だが,ミズギクの群生がすばらしかった.

天神田代からは,再び樹林の道を進む.裏燧橋に出る.この橋の上からは,平ヶ岳方面の眺めが素晴らしかった.

裏燧橋を過ぎると,小幅なアップダウンの単調な道が続き,三条の滝分岐に到着.久しぶりに三条の滝に行こうかとも考えたが,暑さが堪えてきたので,尾瀬ヶ原へ直行することにする.段吉新道を進み,赤田代に到着.山小屋と開けた湿原が現れた.ここの休憩所でジュースを買い,飲み干した.そういえば,ここの休憩所の売店を利用するのは初めてのような気がする.

湿原に出ると,さすがにいろいろな花が見られる.この時期の代表的な花は,サワギキョウとオゼミズギクのセットだろうな.どちらも派手さはないけど,

やがて至仏山への眺めが開けてくる.

この後,見晴に到着.「原の小屋」で宿泊手続きをしてから,湿原散策.カメラと水だけ持って出かける.

景鶴山の特徴的な山容は,角度を変えて眺めるとおもしろい.

見晴に近い池塘から

竜宮まで歩いて,引き返す.竜宮の池塘から

帰路の木道.燧ヶ岳方面を見る

3つ上のポイントとほぼ同じ場所から.時刻が経過して,また違った光景が見られるのがおもしろい

この日の夕焼けはいまいちだったが,部分的には焼けてくれた.

夕焼けはいまいちだったが,雲の形はなかなかユニークでおもしろかったような気がする.日暮れをじっくりと味わって,小屋へ戻った.

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