駅からあるき by DJ Kei
>2010.07.17-18 尾瀬(その2)

尾瀬(その2)

2010年07月18日(日) 晴

行程

場所
富士見峠6:40
白尾山7:357:40
皿伏山8:509:10
大清水平9:4511:00
三平下11:4011:40
大江湿原12:1512:20
三平下12:5013:05
三平峠13:2513:25
一ノ瀬14:1514:20
大清水15:15

プランニング

2日目は,東京発22時の列車に乗ればよいので,特にこれといったプランは事前にたてずに,当日の気分で決めることに.ただし,やはりこの時期の大江湿原は一度は見ておきたいということで,結果的に,皿伏新道を歩き,尾瀬沼から大江湿原をかすめて,大清水へ下るというルート取りをした.

概要

この日は,出発直前までどこへ行こうか迷っていた.尾瀬ヶ原へ下りて鳩待峠へ戻るプラン,昨日に続いてアヤメ平周辺を散策して冨士見下へ下りるプラン,尾瀬沼へ行って大清水へ下りるプランなどであるが,結局最後のプランを実行することにした.人のいない皿伏新道を通って,大清水平あたりでまったりと過ごした後,人の多そうな尾瀬沼や大江湿原をさっと見てから三平峠を越えて大清水へ戻るというものである.実際その通りであったが,大江湿原のキスゲは不作だったらしい.気候的なもののほかに,鹿の食害などもあるようである.

行程

早朝の富士見峠〜アヤメ平

目が覚めた時には,夜が明けかけていた.慌てて起きて,カメラ機材一式を持って,小屋を出た.目指すはアヤメ平だが,その前に日が昇りそうである.富士見田代で朝焼けの様子を撮影した後,アヤメ平へ向かうが,その途中で日の出を迎えた.

まずは富士見田代にて

逆さ燧も.わずかに朝霧がたちこめる

富士見田代の湿原.朝霧が残る.

朝焼けが見られた

アヤメ平で日の出を拝む

オレンジに浮かぶアヤメ平からの燧ヶ岳

湿原もオレンジに輝く

至仏山も拝めた

木道がくっきりと

富士見峠→大清水平

まずは,富士見峠から白尾山へ向かう.白尾山まではいくつかの小湿原と遠くの山々を眺めながらの歩きとなる.

小湿原に咲くタテヤマリンドウ

白尾山で夫婦連れに会う.お互いに写真を撮り合った.この人とは,偶然ながらあとで,一の瀬でもお会いすることになる.白尾山を過ぎると樹林帯へ突入し,皿伏山までは樹林帯のアップダウンとなる.皿伏山の直前のきつい登りがこたえたため,皿伏山にて小休止し,最後出発.大清水平に近づくにつれて,小さな湿原がいくつか現れる.このあたりには木道がしかれていたりするが,木道が非常に滑りやすい.

大清水平手前の小湿原.

大清水平に到着.花は目立たないが結構咲いていて,開放感あふれる湿原である.この湿原からは,意外な方角に意外な姿で燧ヶ岳を見ることができる.

大清水平→大江湿原→大清水

大清水平では大休止.しばらくすると,尾瀬沼側から人が上がってきた.何かの腕章をつけた人で,ガイドさんのようである.どうも今度案内するための下見に訪れたらしい.この湿原は花が少ないからどうかなあ,なんて話している.この人とは,三平峠までは抜いたり抜かれたりの歩きで,何回か顔を合わせた.

大清水平から15分ほどの下りで,尾瀬沼南岸道に到着.この南岸道がものすごい人で,渋滞気味であった.南岸道から大江湿原方面を眺めると,確かに人がたくさん歩いているのが見える.

三平下から尾瀬沼東岸道に入る.キスゲの姿が目立つようになり,多くの人が休憩したり写真を撮ったりしている.

尾瀬沼東岸から大江湿原に入ると,とたんに多くのキスゲの姿が目に入る.それよりも目立つのが人の姿だが,思ったほどではなかった.しかし頻繁に抜いたり抜かれたり,すれ違うのに苦労したり,大変である.

尾瀬沼から,帰りは三平峠を越えて一ノ瀬へ.途中で展望が開ける箇所がいくつかある.それにしても人が多い.

最後は,ヤマオダマキの花が咲く道を歩いて,一ノ瀬に到着.ここで少し休憩した後,ゆっくりとした歩みで大清水までの林道を下った.

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