駅からあるき by DJ Kei
>2010.09.18 中予・石墨山(撤退)

中予・石墨山(撤退)

2010年09月18日(土) 晴

行程

場所
白猪滝口9:20
登山口9:459:50
渡渉点10:3010:35
撤退11:4011:40
渡渉点13:2513:55
白猪滝15:2016:00
清水橋17:05

プランニング

白猪滝から石墨山往復のプランニングを立てたが...あえなく撤退.

概要

白猪滝から石墨山を目指したが,ヤブにはばまれ撤退.ヤブの薄い時期にまたチャレンジする.帰りは滝をゆったりと見物し,そのあと山麓を棚田を眺めながらののんびり歩きとなった.

行程

バス停から林道を上がる.林道分岐を右へ進みしばらくすると,滝へ向かう駐車場に到着.そのすぐ手前にピンク紐があり,そこが登山口である.蜘蛛の巣が多い植林尾根道をたんたんと登っていく.

尾根道はやがて自然林も見られるようになるが,明るさは少ない.

尾根の右側を進むようになると,下り勾配となり,流れを徒渉する地点に到着.そこから先は,道がヤブに埋もれ,一気にわかりにくい道となる.ここから先は,バスの中で出会った男性単独行と行動をともにする.流れをわたった先のとりつきは何とか見つけたものの,そこから先はヤブにかろうじて残るルートを見つけながら進む.流れの右側のルートをヤブをこぎながら丹念に進むと,支流をわたる.ここには目印があったのだが,この目印が後で役に立つことになる.
目印を過ぎてからも,引き続きヤブが濃く,なかなか先に進めない.やっと,上の方が見渡せる地点に到達.たまに見かける赤テープがルートを示す印となるが,それ以外にはルートの痕跡はほとんどなく,手探りで進む状態となってきた.

いま登ってきた谷を下に見ることができ,上の方には植林帯が見え,左側の尾根には配電線が見えるから,あそこまで上がれば歩ける道があるはずだとおもうのだが,ヤブの抵抗はかなり強く,そこまでたどりつけそうにない.少なくても1時間はかかるだろう.時間的にゆとりがなくなるのは確実で,同行の人と撤退を決める.しかし撤退を決めたのはよいものの,今まで登ってきたルートがわからなくなっている.結局,強引に沢へ下りて,沢沿いにルートをたどることにする.

沢に下りると,開けていて歩きやすい.まずは,沢に沿って登れないかを思案する.しかしこれはすぐに倒木の蓄積にあい,進むのが難しそう.結局沢を下りて下山することにする.流れは悪場はなく,直接下りにくいところは左岸のヤブを進んで流れを巻いていく.しばらく沢を下りると,左側に支流が出てきた.GPSで確認すると,この支流を少しだけ上がれば元のルートに合流できそうなので,支流を上がると行きに見た覚えのある目印を発見,以降は,行きのルートを戻ってやっとのことで大きな流れの徒渉点に到着.ここまでくれば安心である.ここで大休止.ここまで同行してくれた方は,しばらく休んでいくというので,ここで分かれて私は白猪滝を見に行く.

白猪滝は,優しい表情を持った女性的な滝である.滝壺まで行けるが,水しぶきを出さないのかあまり涼しさを感じない.

中予・石墨山(撤退)アクセス

プランニング・概要

まずは,新居浜から川内まで,松山行の特急バスを利用.川内で白猪滝口行のバスへ乗り換えようとするが,考えられる乗り場が2カ所存在する.どちらにバスがやってくるかがわからなかったため,乗り過ごしを避けるため,一つ先のバス停へ移動する.川内支所前から白猪滝口行のバスへ乗車.国道11号を離れると,棚田が広がる沿線風景が広がる.終点までは私とあと一人が乗車.この人も同じルート,同じ目的地の登山者だった.

往路

場所種類
住友病院前7:35せとうちバス
川内8:439:00いよてつバス
白猪滝口9:16

住友病院前から松山行の特急バスに乗る

川内で下車し,1区間歩いて川内支所前からバスに乗る.

白猪滝口行のバス

国道11号を離れると,車窓には棚田が展開される

白猪滝口バス停

復路

清水橋17:05いよてつバス
川内17:1417:14いよてつバス
住友病院前18:20

帰りはバスの時刻の都合上,白猪滝口バス停から国道11号へ向けて歩く.国道11号までの1時間以上の歩きを覚悟したが,ちょうど途中の清水橋から松山へ向かうバスに偶然遭遇し,乗ることができた.

このあと,川内から接続よく松山-新居浜の特急バスに乗って帰宅(写真は撮ったものの逆光でうまく写らなかった).

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