尾瀬(その1)
2011年08月14日(日) 晴後雨
行程
場所 | 着 | 発 |
---|---|---|
大清水 | 10:30 | |
一ノ瀬 | 11:30 | 12:00 |
三平峠 | 13:05 | 13:20 |
三平下 | 13:35 | 13:45 |
尾瀬沼東岸(泊) | 14:05 |
プランニング
この日は,大清水から三平峠経由で尾瀬沼まで入山する.ルートの自由度はないが,時間的余裕はあるのでゆっくり歩くことを心がけた.また尾瀬沼到着後,周辺の散策が可能な時間取りにした.
概要
上毛高原から大清水行のバスは混雑していて,連続するカーブの続く山道を走るバスの中で立ちっぱなし余儀なくされた.疲労がたまった状態で出発となる.とりあえずゆっくりと歩き始める.大清水から林道を歩き始めるが,思ったより涼しくなく,風もほとんど通らず暑さが堪える.初日からかなりしんどい思いをしてやっとの思いで三平峠を越えて尾瀬沼に到着.翌日は燧ヶ岳登山でもあるので,無理をせず,あまり出歩くつもりにもなれなかったので,その後は小屋でのんびりと過ごした.16時頃からは夕立があり,外出意欲減退に追い打ちをかけた.
行程
大清水→三平峠→尾瀬沼
大清水から一ノ瀬までは林道歩き.未舗装の道を歩いて行くが,7月末の大雨の跡が至る所でみられる.それらをよけながら歩いて行く.それにしても暑い.風がほとんど通らないためである.とりあえず一ノ瀬で休憩だが,バスで立ちっぱなしの疲れと暑さの影響か,いつもに比べかなりの時間休憩を取った.
とりあえず一ノ瀬から山道に入るが,まったくペースが上がってこない.空は夏の象徴が現れ,夕方頃には不穏な天候も予想される.
三平越のルートは最初谷に沿って進むが,やがてジグザグの急上りとなり,これが疲れに拍車をかける.休み休み上がっていく.山腹道を歩くようになると多少展望が開けてくるようになるが,霞んでいてよく見えなかった.その後は,木道のしかれた展望の効かない樹林を淡々と歩いて行き,三平峠に到着.三平峠でも休憩を十分に取った.三平峠から三平下まで樹間から時折見られる尾瀬沼を見ながら歩いて行き,三平下からは尾瀬沼に沿って進む.尾瀬沼山荘は休業しているような雰囲気だった(売店は影響していたが).この後尾瀬沼東岸まで歩いて,本日の宿泊小屋である尾瀬沼ヒュッテでチェックインした.
小屋に荷物を置いて,カメラと飲料水を持って大江湿原まで足を伸ばすことにする.本当は小淵沢田代まで行くつもりだったが,この疲れでは無理である.燧ヶ岳も,霞んでいて見えにくい.沼周辺の湿原はオゼミズギクがよく咲いていた.
大江湿原に入り,まずはヤナギランの丘へ向かう.ここからヤナギランの群生を通じて尾瀬沼方面を俯瞰するのがこの時期の楽しみの一つである.
この後,夕方から雨が降り出した.山らしい天候であるが,これが日暮れまで続いたため,当然夕焼けは現れず.残念.おとなしく小屋で過ごし,翌日の燧ヶ岳登山に備えることにした.