駅からあるき by DJ Kei
>2012.01.14 三河・湖西連峰

三河・湖西連峰

2012年1月14日(土) 曇

行程

場所
和田辻東7:45
萩平8:408:40
林道終点9:259:35
中山峠9:509:50
坊ヶ峰11:1011:25
本坂峠11:3511:35
富士見岩12:0512:15
大知波峠12:3012:35
多米峠13:2013:25
中尾根分岐13:5013:50
神石山14:1014:20
座談山14:5015:15
葦毛分岐15:2515:25
展望地15:5016:00
松明峠16:1516:20
二川16:45

プランニング

久しぶりに浜名湖が望める湖西連峰の長距離縦走がしたくなり,愛知県まで遠征.前日豊橋に泊まり,翌朝一番のバスに乗って中山峠に一番近いバス停を目指す.ほぼ丸一日歩きっぱなしで,夕方日の入りまでには縦走を終えて下山するというプラン.ただしエスケープルートはたくさんあるので,状況によっては途中で縦走を切り上げることにする.

概要

豊橋駅から和田辻東行のバスに乗り,終点下車.歩き始める.県道を一時間歩いて,萩平の集落から中山自然歩道に入る.これがダートの林道に変わり,林道終点からわずかな登りで中山峠に着く.ここから湖西連峰の縦走開始.ところどころ伐採されていて展望が効くが,中山峠から坊ヶ峰にかけて倒木が多く道をふさいでいて歩きにくい.中山峠からアップダウンを繰り返して1時間ほど歩くと坊ヶ峰.この日の最高点である.ここから急に下って本坂峠.以降,伐採地では展望を楽しみ,アップダウンを繰り返すという歩きが続く.富士見岩で休憩後,大知波峠到着.ここは休憩する人が多い.縦走をさらに続けて,多米峠を抜けて雨やどり岩の上から大展望を満喫.ここからは豊橋市街,浜名湖,三河湾,遠州灘,そして湖西連峰の山並みが一望できる絶好の展望地である.さらに縦走を続けて,岩場を抜けると神石山.ここから先は道も相当広くなり,また通行人も増える.展望の得られるところで小休止を繰り返し,さらに縦走を続ける.葦毛分岐から最後の縦走区間に突入.途中尾根右側(北側)大きな伐採地が新たにできていて,ここから大展望が得られた.この後,縦走路からわずかに奥まったところにある,いつも休憩する展望値で休憩後,松明峠を経て二川まで無事たどり着いた.松明峠から二川まではかなり早足で歩いたので,30分もかからなかった.

行程

中山峠→神石山

和田辻東バス停から,通行量の多い車道に沿って歩き始める.思ったより距離を感じながら,西郷小学校を過ぎると,中山自然歩道の道標をみつける.ここから東に向きを変え歩き始める.しばらく舗装道歩きを続け,豊川用水を渡り,上り傾斜が強まってくるとゲート.ダート道に変わり,さらに進み続けると,林道終点.ここからわずかな山道の上りで中山峠に到着.

中山峠からは,県境になっている湖西連峰に沿って尾根を進んでいく.この日は西風が強く寒かったが,樹林が適当に風を和らげてくれる.しばらくすると左手が開けて浜名湖が見えてくる.

それにしても,倒木が多い.昨年の台風でやられたのか,それ以外の理由なのかわからない.時折伐採地も多くみられる.倒木をまたぎながら歩いて行くと,坊ヶ峰に到着.この日の最高点だが,樹林に囲まれ展望のない静かなピーク.ここでしばらく休憩してすぐ出発.坊ヶ峰からは下り傾斜を続けて本坂峠に着く.

本坂峠からさらに縦走を続ける.ここからは倒木の数は減ってきて歩きやすくなる.時折送電鉄塔の切り開きがあり,藪の向こうに展望が開けてくる.

富士見岩は,このルート上の有数の展望地.この日は富士山は見えなかったが,かなり遠望できた.

大知波峠近くの縦走路.このあたりで石巻山からのルートが合流してくる.

多米峠をすぎ,中尾根分岐を過ぎると,雨やどり岩と呼ばれる岩場に到着.ここからの展望は抜群で,これから向かう神石山が目の前に見える.豊橋方面の市街地と三河湾,反対側には浜名湖とその向こうの浜松市街,遠州灘,そして振り返れば今歩いてきた縦走尾根が連なる様子が見える.

雨やどり岩から浜名湖方面の眺め.このあと,岩の多いルートを丹念に上っていくと,神石山に到着した.ここからの展望は南東方向にわずかに得られるのみ.年々樹木が成長し眺めが得にくくなっていくようだ.

神石山→二川

神石山到着時点で,予定より遅れていた場合には,様々なエスケープルートの使用を想定していた.嵩山から新所原へ下るルート,葦毛湿原へ下るルート,など.しかし疲労はあったが,予定通り歩けそうなので,そのまま進むことにする.

このあたりから,風が強くなってくる.風を感じながらの歩きが続く.

座談山まで歩いてきて,展望がよくなってくる.送電鉄塔の切り開きでは眺めが一段とよくなる.

いままで歩いてきた尾根を眺めつつ,よく歩いてきたものだと我ながら感心する.

尾根上は葉を落とした樹木が目立ち,雰囲気がよくなってくる.

岩の多い尾根を歩いて行く.

やがて,伐採して眺めがよくなった尾根を歩く.数年前まではこんな光景はなかったような気がする.近年伐採されたのだろうか.

遠州灘が眺められる.

あいかわらず岩の多い尾根を進む.座談山から東山まで,展望のよい尾根が続く.

伐採地を進んでいく.

ルートからの展望は相変わらずすばらしい.

東山近くからの展望.日が傾くにつれて少しずつ光景がオレンジ色に変わってくる.このあと,二川まで尾根筋を下っていく.下りはあっという間であり,予定よりかなり早く二川駅に到着した.

inserted by FC2 system