駅からあるき by DJ Kei
>2012.08.12-16 尾瀬(その4)

尾瀬(その4)

2012年08月15日(火)曇

行程

場所
尾瀬沼東岸7:00
三平下7:207:25
南岸分岐7:457:50
大清水平8:058:15
皿伏山9:059:10
セン沢田代9:409:40
白尾山10:3010:35
林道終点11:2011:20
富士見峠11:4012:10
アヤメ平12:3513:00
横田代13:4014:00
鳩待峠14:50

プランニング

恒例の夏の尾瀬歩き.4日目は,尾瀬沼から皿伏山を通り,富士見峠へ.そのあとアヤメ平,横田代などの湿原を経て,鳩待峠までの歩きをプランニング.雨が強い場合には尾瀬ヶ原経由で鳩待峠までの歩きに変更しようと考えていたが,雨はなかったので予定通りの歩きとした.

概要

昨日の夕方は好天に恵まれたため,この日は好天を期待してスタート.特に白尾山を過ぎてからは好展望の尾根歩きとなるだけに,好天を期待していたのだが...天気は結局回復せず,尾根筋にはガスがかかりっぱなしで展望はお預けとなった.まあしかし,雨がほとんど降らなかっただけまだよしとしよう.天気が良ければ各湿原でもう少しのんびり滞在するつもりだったが,結局そんな気は失せてしまい,この日の宿泊地である鳩待峠には予定よりかなり早く着いてしまった.翌日の行程に備え,人で賑わう鳩待峠でのんびりと過ごした.

行程

尾瀬沼→富士見峠

昨日の夕焼けから,この日は好天を期待したのだが...朝から曇り.ただ雨は降っていないので,予定通り皿伏新道プラス鳩待通の尾根歩きである.ほぼ大分水嶺に沿っての歩きでもある.

昨日と途中まで同じルートをたどる.燧ヶ岳は厚い雲の中.

昨日と同じポイントから尾瀬沼と燧ヶ岳を撮る.昨日よりも雲が厚いではないか.

尾瀬沼を離れ急勾配を15分ほど登り切ると,開けた湿原に出る.大清水平である.この時期の大清水平はのっぺりとした変化があまりない湿原である.

大変静かな湿原である.

大清水平から皿伏山までは,途中何カ所かの小湿原がみられる.それぞれこじんまりしながらも雰囲気のある湿原である.私はこういった小さい湿原が好きである.

ゆるやかな勾配の中に湿原がある.

小湿原を通過していくと,しばらくは変化の乏しい樹林帯が続き,皿伏山に着く.その後,急勾配の下り道が続き,セン沢田代をちらりとみてから,上り勾配に入る.登り切ったところが白尾山.この日はガスがかかり展望ゼロ.その後,富士見峠への道へと入る.

白尾山を過ぎると,湿原がちらほらと現れ始める.このあたりは,本来は周囲の山々への展望が優れているが,この日はガスに覆われ展望が得られない.

マイクロ湿原からも,燧ヶ岳が眺められるはずだが,この日は全く期待できず.

この後,林道に出てしばらく下る.途中で富士見小屋を遠望する.この後小屋に立ち寄り休憩しながら,小屋の方といろいろとお話をする.

富士見峠→鳩待峠

小屋を後にして,まず富士見田代を歩く.ガスに覆われ展望がきかない.こんな天気が続くのだろうか.

セン沢田代に到着.皿伏山と白尾山の間にあるセン沢田代とは別物である.好天ならば,この湿原から片品方面への大展望が得られるはずだが,この日は無理.

アヤメ平に到着.ガスに覆われたままである.

ガスは濃くなったり薄くなったりするが,いっこうに晴れる気配がしない.

池塘の向こう側は全く見えない.ガスが晴れないのでアヤメ平からの展望はあきらめ,先へ急ぐ.

アヤメ平からわずかで中原山へ,さらに進むと,尾根の窪地状の地形に湿原が広がる.ここにはベンチもある.若干ガスが晴れてきたような気もする.

いやまだまだかな

横田代に到着.先ほどに比べるとだいぶ空は明るくなってきた.キンコウカの群生が見事である.

傾斜が見事な広々とした湿原である.

このあたりのキンコウカ群生はすばらしい.

しかしまたガスがかかってきた

横田代には,池塘もみられる.このあと湿原を後にして,樹林帯を小一時間も歩けば鳩待峠に着く.しばらくぶりに見る人の多さにびっくり.

この日は鳩待山荘宿泊.泊まり客は3組4人.早速風呂に入り,その後はゆったりのんびりモード.食事の時は青森からやってきたというご夫婦と少しお話をした.また,小屋のスタッフの方に,明日湯ノ小屋まで縦走することを告げると,「気をつけて行ってきてください」と何度か念を押された.「熊でも出たのか」と心配になったが,「下りが続き精神的にしんどいから」とのこと.何度か行ったことがあるので大丈夫です,と答えておく.明日の朝は早出なので,朝食も弁当に切替えをお願いした.夕食後,その朝食弁当を受け取り,早めに就寝して明日に備えた.

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