駅からあるき by DJ Kei
2013.02.17 東予・大谷山

東予・大谷山

2013年2月17日(日) 晴

行程

場所
箕浦8:20
余木崎8:508:55
215P9:259:30
乗越9:409:45
367P10:2010:25
ビューポイント10:4010:40
広場11:1511:20
大谷山11:4512:15
唐谷峠12:4012:40
切山13:0013:00
石ノ口13:3013:30
山田井14:15

余木崎からの県境尾根は阿讃ルートの一部となっている.阿讃,つまり徳島と香川の県境尾根がそのまま続いて最終的には香川・愛媛県境となって瀬戸内海へ落ち込んでいる.その末端部分を今回歩いたわけである.余木崎からの上りでは,いきなりヤブ尾根に阻まれるが,顕著な尾根に上がってしまえば,あとは切り開かれた感じの尾根を延々と歩いて行く.時折傾斜のきついところもあり,ゆっくり確実に歩くことを心がける.またピークでルートが屈曲している箇所も多く,道を間違えないように注意を心がけた.尾根からの展望はあまり得られないが,時折樹間から瀬戸内の海,山麓の町並み,そして周囲の山並みものぞまれた.大谷山からは一般ルートで,歩きやすい,かつ眺めのよい道が唐谷峠まで続いた.

山行記録

箕浦→余木崎→大谷山

箕浦から余木崎までは海岸に沿って国道を歩く.車の通行量が多い.点々と工場や倉庫がある.

県境を越えると,すぐに数年前に廃線になったバス路線の停留所跡がある.

国道から鳥越工業団地への道を進みわずかで左にコンクリートの小道が分岐.これを進むとコンクリートは終わり,広場状のところからヤブっぽい斜面を上がっていく.薄い踏跡をたどるが,時折手強いヤブをかき分けながらの道となる.斜面を登り切ると,顕著な尾根にたどりつく.感覚的に尾根を右にたどりたくなるが,右は下り傾斜である.地図を読み,左が正解であることを確認して進む.

215ピークに到着.ここは県境尾根でも重要なポイントである.ここから尾根は左へ屈曲している.

道ははっきりしないが,ヤブは解消され尾根はずいぶん歩きやすくなる.とにかく尾根をはずさないように進んでいく.

地形図で乗越となっている地点.川之江と観音寺を結ぶ破線路が書かれているところの交差点だが,乗越点自体はかなり狭い.香川側への道は残されているようだ.愛媛側は一見した感じでは道は確認できなかった.

尾根は広く歩く安くなる.

367ピークに到着.ピーク自体はカヤトに覆われた藪っぽい雰囲気の漂うところ.余木崎から大谷山へのほぼ中間地点でもあり,ここで少し休憩するつもりだったが,たどり着いてみたらとてもそんな気分にはなれなかったので,すぐ出発.

367ピークから15分ほどで,海側の樹木が少なくなり,展望が得られるビューポイントがある.ここで少し立ち止まり景色を堪能する.

県境ルート上には,樹木の根が張らないようにネットがかぶせられている.ルートが開かれているように見えるのもそのためである.少し空間をつくるのは,山火事の延焼を防ぐためだろう.

ビューポイントからみた瀬戸内海(燧灘).

尾根上の樹林はおおむね混合林で,雰囲気は悪くない.

広場状のところにやってきた.ここには,香川側からはっきりした道が上ってきており,愛媛側にも道がついているようだ.ここからいよいよ大谷山への最後の上りである.傾斜のきつい上りが頂上近くまで続く.

まもなく頂上というところで,ルートにはわずかに雪がみられるようになってきた.歩きには影響なし.

大谷山→唐谷峠→山田井

大谷山山頂に到着.ここからは,主に北〜北西側の展望が開けている.観音寺市街の様子.

観音寺市街と荘内半島

伊吹島.山頂に到着時には団体さんがいたが,私が到着後すぐに下山していった.その後は山頂を独り占めし,これらの景色を満喫した.

大谷山から下山.防火帯ように切り開かれた尾根は,カヤトが広がるが展望は良く,ときおり雄大な景色を眺めながらの下山である.

川之江市街と赤石・法皇山系をのぞむ

この先に続く県境尾根である.顕著なピークがつづく

唐谷峠からの車道歩きは,時折川之江・三島市街と燧灘,そして雪をかぶった赤石・法皇山系のコラボを見ながらの楽しい歩きとなった.

東予・大谷山(交通アクセス)

プランニング・概要

往路はJR箕浦まで.普通列車のみ停車で,1時間に1本程度.帰りは山田井から川之江駅までせとうちバスに乗り,そこからJRに乗って新居浜へ戻った.山田井からはせとうちバスでダイレクトに新居浜まで行くこともできる.

往路

場所種類
新居浜7:34JR
箕浦8:14

JR普通列車で箕浦へ向かう

JR箕浦駅.駅前には美しい海が広がる

復路

山田井14:18せとうちバス
川之江14:2414:48特急「いしづち17号」
新居浜15:10

山田井から川之江駅までバスに乗車.乗車時間はわずか.

川之江から特急「いしづち」で新居浜へ戻った.

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