駅からあるき by DJ Kei
2014.10.18-19 尾瀬(その2)

尾瀬(その2)

2014年10月19日(日) 晴

行程

場所
見晴7:30
沼尻川橋7:507:50
八木沢橋8:158:15
昼場8:408:40
十二曲り9:209:20
富士見峠9:359:55
アヤメ平10:1511:05
富士見峠11:2011:25
田代原12:2512:30
富士見下13:00

晩秋の尾瀬歩き.小屋泊まりの1泊2日である.2日目は見晴から八木沢を通り富士見峠へ.アヤメ平に寄った後富士見下まで林道歩き.まずは夜明け前から早朝の湿原歩き.霜の降りた湿原,灌木には霧氷がつき,幻想的な世界.そこに朝日が差し込む瞬間の感動は忘れられない.その後八木沢へ.八木沢は晩秋らしく葉をおとした美しい樹林帯であり,落ち葉を踏みしめながらの歩きとなる.富士見峠では富士山の姿を見ることができた.その後アヤメ平へ.展望がすばらしい.富士見峠から富士見下の林道歩きは,前半は晩秋の雰囲気,後半は紅葉も意外と残っていて収穫であった.

山行記録

見晴(早朝)

夜明け前に小屋を出発.湿原には霜が下り,灌木には霧氷がついている.それらを見ながら歩いて行く.見晴から竜宮方向へ歩き,拠水林を越えて池塘のあるポイントへ.そこでは,至仏をバックに池塘と霜の湿原を,また景鶴をバックに霧氷の灌木が撮れるポイントである.そこでしばらく待機.やがて朝のオレンジ光が至仏山へ差し込み,ついで景鶴山へ差し込む.それが徐々に山を照らしていく.そんな様子を見ながら過ごす.燧ヶ岳のバックから日が差すようになり,最後に湿原上の樹木に日が当たってくる.最後に湿原全体に一斉に光が入った時に,霜がキラキラとクリーム色に輝くさまは感動的ですらあった.

見晴→富士見峠

小屋を出て,八木沢へ入る.樹木はほとんどが葉をおとしており,落ち葉を踏みながらの歩きとなる.すっかり晩秋の雰囲気である.八木沢道はぬかるみが多いが,落ち葉で隠れており,時折気づかずにうっかりと踏み込んでしまう.足下に気をつけながら歩いて行く.やがて八木沢橋を渡り,上り勾配にかかるとしばらくして昼場に着く.水場があって燧ヶ岳が眺められる絶好の休憩ポイントである.これにベンチがあれば最高だが.道は高度を上げるごとに針葉樹林帯となるが,富士見峠まで混合林の様相である.富士見峠に近づくにつれかなり早歩きとなり,昼場から富士見峠まで結果的にコースタイムの半分ほどで着いた.

富士見峠→アヤメ平

富士見峠に着くと,富士見小屋はすでに小屋閉めしている.小屋の前の広場で休憩していると,小屋の車が上がってきた.タイミング良く小屋主さんと会うことができた.少し話をする.最近,小屋近くにあるマイクロ波アンテナの工事があったとのこと.また前日は小屋周辺が非常にたくさんの人で賑わったらしい.その後小屋を離れ,アヤメ平へ向けて出発.アヤメ平でも大展望が広がる.これだけの晴天は久しぶりであり,遠くの山までクリアに眺められる.富士山も眺められた.アヤメ平では食事を含めて大休止となった.

アヤメ平→富士見峠→富士見下

アヤメ平から富士見峠へ戻る.団体さんの写真を撮ってあげたら,チョコレートをたくさんくれた.冨士見小屋はすでに小屋主さんの姿はなかった.富士見峠から林道を通って富士見下まで歩く.標高の高いところは樹林はすっかり葉をおとしている.紅葉はほとんど残っていない.田代原近辺から紅葉がちらほら見られるようになってきて,富士見下直前あたりの紅葉が最もすばらしかった.

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