駅からあるき by DJ Kei
2016.07.08-10 尾瀬(その2)

尾瀬(その2)

2016年7月9日(土) 雨

行程

場所
御池7:50
小沼田代8:008:10
ウサギ田代8:208:30
国道出合9:159:20
モーカケ滝9:3510:05
林道出合10:3010:30
七入10:35バス移動
沼山峠12:05
大江湿原12:4512:50
尾瀬沼東岸13:2013:35
大江湿原13:5513:55
小淵沢田代14:3515:00
大江湿原15:3515:35
尾瀬沼東岸16:00

山行記録

晴れればこの日に燧ヶ岳登山をするつもりだったが,朝から雨.予定変更し,御池古道をたどることにする.このルートはおおむね国道352号線に平行して歩くものであり,小湿原が点在している.人が少なく静かな歩きが期待できたが,実際人に全く出会うことがなかった.後半は,沼山峠から入り,大江湿原と小淵沢田代の散策.ニッコウキスゲが見頃を迎えていた.

御池→七入(御池古道)

朝,ぐずぐずしながら過ごし,ぎりぎりまで出発を遅らせる.正直雨降りでありあまり出歩く気になれないためだ.晴れれば燧ヶ岳に登る予定だったので余計そんな気分にさせられる.代替案として,今回,まだ歩いたことがない御池古道をたどることにする.ブナ平とよばれる広大な樹林平原のほぼ中心を歩くことになる.そのため,ひたすらブナ林の中を歩くのかと思っていたが,小湿原が点在しており明るい雰囲気の感じられるルートであった.雨の湿原や樹林もたまにはいいものだ,などと負け惜しみを言いながら歩いてみる.いくつかの小湿原を過ぎると,樹林帯を歩くようになるが,道はゆったりとした下り勾配で歩きやすい.しばらく樹林帯を歩くと,いったん国道に出た.すぐに山道に入り,今度は少々勾配がついた道を歩くと,モーカケの滝の駐車場に出る.ここから滝展望台まではすぐである.滝の近くに行くことはできないので,展望台からの眺めのみとなる.滝は豪快というよりは穏やかな感じであり,女性的な感じである.滝の展望台の下の空間が空いていたので,そこで雨宿り.雨はいよいよ本降りとなる.滝を過ぎてからは樹林帯を延々と進むと,伐採地に出て道がわからなくなるが,適当に進むと林道に出た.七入と沼山峠を結ぶ沼田街道である.林道からわずかな歩きで七入に到着.七入駐車場近くの建物のところで雨宿りして過ごし,沼山峠行のバスの出発時刻直前までそこで過ごした.

沼山峠→尾瀬沼東岸

七入から沼山峠まではバスで移動.バスは混雑していたが空席を見つけて座ることはできた.沼山峠到着後,尾瀬沼へ向けて歩き出す.雨で木道が滑りやすくなっているので注意しながら進む.尾瀬沼は,沼に近いところはニッコウキスゲが見頃を迎えており,多くの人が散策していた.これで天気がよければ申し分ないのだが.

尾瀬沼東岸→小淵沢田代(往復)

雨は降っていたが,少々小降りになってきていたので,雨がやんで晴れてくることを期待して,小淵沢田代へ向かう.以前は毎年のように訪れていた小淵沢田代だが,今回の訪問はずいぶん久しぶりのような気がする.大江湿原から緩やかな上り勾配の山道を黙々と歩いて行くと,やがて傾斜が緩やかになり,木道が現れると小淵沢田代は近い.湿原に出てみると,濃いガスがかかっていて,遠望は期待できない.期待もむなしく,雨も少し強くなってきた.湿原をひと通り歩き,少し粘ってみたものの天気は回復しないので,あきらめて尾瀬沼へ戻ることに.大江湿原に戻り,少しだけ沼尻へのルートへ進み,高台から大江湿原を眺めてから引き返す.この日の宿は長蔵小屋.2段ベッドがたくさん並んだ相部屋で,部屋で山の話をしたりして過ごしたが,翌朝の出発が早いので少し物音がするかもしれませんが,と断りを入れて,布団に潜り込んだ.

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