駅からあるき by DJ Kei
2016.07.08-10 尾瀬(その3)

尾瀬(その3)

2016年7月10日(日) 晴

行程

場所
尾瀬沼東岸4:20
三平下4:454:45
皿伏分岐5:105:15
大清水平5:305:55
皿伏山6:456:50
セン沢田代7:207:25
白尾山8:158:25
マイクロ湿原8:408:55
富士見峠9:159:25
アヤメ平10:0010:30
小ピーク湿原10:5511:25
横田代11:3511:45
鳩待峠12:25

山行記録

今回の尾瀬歩きも3日目.やっと晴れてくれた.この日は尾瀬沼から富士見峠を経て鳩待峠までの大分水嶺ルートに沿った歩きとなる.おおむね尾根筋をたどるルートのため,それなりのアップダウンがあり雨ならつらい歩きとなるのだが,晴れてくれてよかった.ただこのルートはもともとぬかるみの多い道となっており,前日までの雨でそれがひどい状態になっていることが予想された(実際その通りだった).富士見峠近くまでは,時折小湿原をみながら,ぬかるみの多い道を進んでいった.富士見峠からは開放的な尾根歩き.アヤメ平や横田代からの眺めはすばらしかった.

尾瀬沼東岸→大清水平

まだ夜明け前,小屋を出て歩き始める.天気は良さそうだ.三平下までは木道をはずした状態になっており,歩きにくい.三平下からは,尾瀬沼の岸に沿って少々のアップダウンをこなし,燧ヶ岳がよく見えるポイントから尾瀬沼と燧ヶ岳を眺め,その後,皿伏ルートへ進む.ルートの最初だけは急勾配だが,それを過ぎると緩やかな上りとなり,しばらく歩くと前方が開けて大清水平へ.夜が開けて間もなくにこの湿原を訪れるのは初めてだが,これまでこの湿原に対して抱いていたものと異なる印象を受けた.この湿原は今までのっぺりとした平面的な,あまりおもしろくない印象だったが,早朝訪れてみると,そうではなく結構変化のあるおもしろい湿原であることがわかった.

大清水平→富士見峠

大清水平を過ぎると,小湿原をいくつかみながら基本的には樹林帯が続く.皿伏山で小休止した後,下り勾配に入り,下りきったところがセン沢田代だが,湿原の姿はわずかに見えるのみ.その後上り勾配が続き,最後の最後に勾配が緩くなったらすぐに白尾山.ここからは展望の開けたルートとなり,小湿原が点在するルートとなる.白尾山から富士見峠までの間で一番大きなマイクロ湿原で休憩.ここからは燧ヶ岳も眺められる.ここでは以前オコジョを見たことがある.マイクロ湿原からは林道歩き.林道を淡々と進むと,富士見峠に到着.

富士見峠→アヤメ平→鳩待峠

富士見峠では,富士見小屋の御主人と出会う.晴天となったので,アヤメ平あたりの散策と,小屋の湿気を除くために窓を開けにきたのだとか.小屋の営業は終えてもメンテナンスは手間がかかるようだ.私はこの後,絶好の天気の中,富士見田代,アヤメ平,横田代などの湿原を丹念に散策しながら,鳩待峠へ下山した.

inserted by FC2 system