駅からあるき by DJ Kei
2017.06.04 石鎚・石鎚山〜堂ヶ森

石鎚・石鎚山〜堂ヶ森

2017年6月4日(日) 晴

行程

場所
山頂成就9:20
成就社9:409:40
八丁9:5510:00
前社森10:3010:35
夜明峠10:4511:05
二の鎖11:2011:25
二の森分岐11:4011:40
西冠コル12:2012:20
二の森13:0013:20
五代の分れ13:4513:50
愛大避難小屋14:2014:40
堂ヶ森14:5014:55
保井野分岐15:1515:20
空池15:5516:00
青滝山分岐16:4016:40
登山口17:0017:15
保井野集会所17:30

山行記録

山頂成就→二の森分岐

山頂成就から出発.2週間前に途中リタイアしたルートにチャレンジする.絶好の天気&湿度が低く,風も適度にあり歩きやすいコンディション.どんどん高度をかせいでいく.2週間前よりも少し速いペースで二の森への分岐に着く.ここからひとけの少ない登山道に入る.

↑山頂成就駅近くからは瓶ヶ森の姿も.

↑夜明峠からは石鎚東稜の絶壁が眼前に見える.

↑高度が上がるにつれて,周囲の山並みが見渡せるようになる.

↑東稜の岩壁

二の森分岐→二の森

二の森分岐からは人が少なくなり,静かな歩きとなる.笹原が広がる開放的なところを進むが,尾根の南斜面を延々と進むので,展望は左側の谷方向のみである.進むにつれて石鎚の姿が変わっていきおもしろい.西冠までの中間点付近から道が歩きにくくなる.時折人とすれ違う.この時期はこのあたりの尾根は花の時期であり歩く人は多いのだとか.それでも十分静かな雰囲気の中を進んでいく.西冠コルを過ぎると,少し険しい道が続くが,尾根の右側に出たり左側に出たりするので,瀬戸内側への展望も時折開けてくるようになる.尾根上は灌木がほとんどであり,展望が途切れることなく続くので,少し歩いては立ち止まり,といった状況が続く.疲れと飽きを感じることなく,予定よりかなり早く二の森に到着.最初は時間が早すぎるので,間違いじゃないかと思ったほどだ.二の森からは北方向は灌木に遮られるが,東と南方向は素晴らしい展望.石鎚の姿は非常に印象的だ.

↑笹原に出るまでは,笹の切り開き道が続く.

↑笹原が現れ,二の森が前に現れる.下の方には面河ルートの踏跡が.

↑後ろを振り返ると石鎚の姿が.

↑笹の斜面を進んでいく.

↑姿が特徴的な西冠の下を通過する.

↑笹原と石鎚

↑尾根に出てきた.尾根上は灌木が多い.

↑西冠の瀬戸内側は絶壁.

↑歩いてきた尾根を振り返る.

↑時折現れる笹原の中に立つ枯れ木.

↑ずいぶん歩いてきた.

↑尾根の下はずっと笹原が広がっている

↑瀬戸内側には西条市(旧東予市)の向こうに海が広がる.

↑石鎚はすっかり遠くに.

↑二の森山頂付近から石鎚を遠望.

二の森→堂ヶ森

二の森からは8年前に歩いたことのある区間で,笹原の広がる尾根歩きが楽しめるとわかっているので,わくわくする.実際その通りで,好天で空気が乾いているので最高の気分で歩いて行く.歩いている人も少ない.五代の別れあたりで,鞍瀬頭に行ってきたという人とすれ違う.愛大小屋に2連泊するらしい.天気さえよければ,小屋泊まりでゆったり歩いてみたいと思わせるルートである.愛大小屋の前で休憩し,果物缶詰を開けて食べる.愛大小屋から堂ヶ森まではすぐで,アンテナの立つ頂上はルートから少し離れている.

↑断崖の向こうに瀬戸内海.

↑二の森山頂からみた石鎚山.

↑西方向の尾根.五代の分れから五代森への尾根は,尾瀬の荷鞍山あたりの景色を想像させる.

↑延々と笹の広がる尾根

↑笹尾根の斜面を歩いて行く.景色をさえぎるものがない.

↑五代の分れから尾根を眺める.

↑五代の分れから西方向.笹原が途切れることがない.

↑青空と笹原.

↑笹の中につけられた踏跡に沿って進む.

↑堂ヶ森のアンテナが近づいてきた

↑緩やかな斜面の笹原を心地よく歩く.

↑歩いてきた尾根を振り返る.

↑雄大な尾根が広がる.

堂ヶ森→保井野

堂ヶ森から下山開始.保井野分岐までは笹原歩きだが,少し掘割状の道になっていて歩きにくい.保井野分岐近くで最後の展望.面河ダムの湖が見える.保井野分岐からは樹林帯の道になる.空池まではジグザグの時折急な下りの混じる道が続くが,尾根にはシャクナゲが咲いており退屈さを感じずに済む.シャクナゲ尾根を過ぎ,空池を過ぎると,勾配が緩やかになり歩きやすい道が続く.途中,青滝山方面への道が通行止となっているのを確認.ずっと通行止のままであり,再開はしないのだろうか.登山口に着いたときにはさすがに疲れを感じていた.保井野集会所バス停までの車道歩き意外と長く感じた.集会所のバス待ち時間には,すぐ近くに住む人がペットボトルの冷えたお茶をくれた.

↑堂ヶ森を過ぎても笹原は続く

↑青滝山方面への尾根.

↑面河ダム湖が見えてきた

↑保井野分岐からは一転して樹林の道が続き,展望は閉ざされる.

↑下山する尾根はシャクナゲの群生地で,いたる所で開花していた.

↑登山口まで,樹林の中に,はっきりしたルートが続く.よく整備されていることがうかがえる.

石鎚・石鎚山〜堂ヶ森(交通アクセス)

往路

場所種類
リーガホテル前6:56せとうちバス
西条済生会病院7:117:30せとうちバス
ロープウェー前8:419:00石鎚登山ロープウェー
山頂成就9:08

行きは,2週間前と同じ.自宅近くのバス停から西条済生会病院までバスに乗り,そこから西之川行のバスに乗る.西条駅から乗客がたくさん乗ってくる.多くは石鎚登山と,お遍路の横峰寺への客である.黒瀬ダムまでは幅広の谷を進み,黒瀬ダム湖より上流は深い谷の中を進むようになる.

↑まずはせとうちバスで新居浜→西条の移動

↑せとうちバスでロープウェー乗り場へ

↑最初は広い谷が広がる中を進む.

↑黒瀬ダム湖が広がる.

↑ロープウェーに乗車.

復路

保井野集会所18:22せとうち周桑バス
湯谷口18:4718:51せとうち周桑バス
壬生川19:2219:33特急「いしづち30号」
新居浜19:47

帰りは,まず保井野集会所から湯谷口までのバスに乗る.狭隘道がずっと続くが,山越え区間がなく急カーブは少ないので,バスは割とスピードを出して進んでいく.湯谷口からは,新居浜行の特急バスに乗ればダイレクトに新居浜に戻ることができるし,最初はそうしようと思っていたが,待ち時間が40分以上あり長い.湯谷口から壬生川方面へ向かうバスがきたので,運転手に壬生川駅の到着時刻を聞き,特急列車に接続良さそうだったのでこれに乗ることにする.

↑保井野集会所からせとうち周桑バスに乗車.乗客は終始私1名.

↑湯谷口からは接続よく壬生川方面行のバスに乗換え.こちらも乗客は終始私1名.

↑バスから石鎚の山並みを遠くに見ながら進んでいく.

↑壬生川駅に到着.

↑壬生川から特急で新居浜へ戻る.

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