急行「かすが」乗車
2006年02月28日(水)
行程
場所 | 着 | 発 | 種類 |
---|---|---|---|
名古屋 | 近鉄特急 | ||
難波 | 近鉄 | ||
奈良 | 17:16 | 急行「かすが」 | |
名古屋 | 19:26 |
乗車記録
急行「かすが」廃止前に,奈良から全区間乗車.「かすが」は幼少からなじみある列車で特別な思いがある.山間部ではゆったりと走り,亀山から急行らしさを戻して定刻通り運行.
まずは近鉄特急で難波へ.その後奈良まで移動する.近鉄奈良からJR奈良まで徒歩で移動する.奈良駅で短区間の乗車券だけを購入し,改札内に入る.そして,いよいよ「かすが」に乗車.平日だけあって,客数は通常時とほとんど変わらないし,ホームでカメラを構える姿もほとんどない.車両は2両編成だが,指定席も備える立派な急行である.外見は急行らしくないが,まあ仕方ない.奈良からの乗客は,伊賀上野あたりまでの近距離利用が多いが,名古屋までのビジネス利用もある,といった需要となっている.また亀山や四日市から名古屋までのビジネス利用も多い.
さて,列車は奈良を出発後,笠置山系に入り,カーブと勾配の続くルートをゆっくりと進んでいく.トンネルも多い.その分景色も優れており,ゆっくりと車窓を楽しみながら過ごす.途中車内検札があり,乗越し乗車券と急行券を買う.記念にもう一枚急行券を買った.伊賀盆地に入るとスピードが上がり,伊賀上野到着.ここでかなりの乗客が下車.柘植からは加太越え.高性能エンジンを搭載した列車は苦もなく上っていく.スイッチバックの信号所を通過.この信号所も「かすが」が廃止後は用がなくなる.峠を越えると列車はどんどんと下っていき,亀山に到着.ここで乗客が一気に増える.亀山の工場あたりのビジネス客が多いようだ.そのあと,四日市あたりからの利用もみられ,盛況のうちに終点の名古屋に到着した.今回乗車した限りでは普通に乗客は多く盛況であり,本当に廃止にしてしまっていいのだろうか.
↑名古屋から近鉄特急で大阪へ.その後,近鉄奈良線で奈良へ移動.
↑この表示が見られるのもあとわずか.
↑「かすが」入線.
↑自由席に乗車.
↑2両とはさびしい.