寝台特急「北陸」乗車

金沢発22:18であるが，20分前にホームに到着したときはすでに入線済みだった．隣のホームには急行「能登」も入線していた．Bソロでしばらく待っていると，車掌がやってきて検札．しかし車掌から「この部屋はダブって発券してしまっているので，津幡から乗ってきた客が来たら車掌が別の部屋へ案内するので待っててもらうように伝えて欲しい」とのこと．ダブって発券している事態に出くわしたことは初めてだ．実際には，車掌が通路の所まで早めに来てくれていたおかげで，「津幡からの乗客氏」と鉢合わせとはならず．その後は，部屋でのんびり過ごす．高岡では，遅れてきた「サンダーバード」接続待ちのため20分ほど遅れて発車．しかし回復運転をするから，翌朝の到着時刻には影響ないらしい．親不知あたりでは，海岸線ギリギリを通るので，夜中であるにもかかわらず，車窓から波の様子まで見ることができる．その後は，長岡停車（運転停車）して進行方向が逆になったのを見届けたのと，上越の山越えのところで吹雪模様の中列車が走っていたこと，このあたりではかなりの積雪があり，少なくても沼田付近までは積雪があったこと，などを確認し，寝たり起きたりを繰り返しながら，最後は大宮到着前の車内放送で目が覚めた．あとは建物が建て込む車窓を見ながら終点の上野には定刻に到着した．

上野から京浜東北線で東京へ．購入していた新幹線の指定席よりも早い列車が空いていたので，それに変更する．列車はすいていた．思えば，東京発6時台の東海道新幹線下り列車に乗るなんて，滅多にないことだ．いつもはたいてい夕方か夜の列車しか乗らない．