駅からあるき by DJ Kei
2007.08.09 会津若松

会津若松

2007年08月09日

行程

場所種類
8月8日
名古屋21:30名古屋観光日急バス
8月9日
大宮6:506:57東武鉄道
春日部7:198:32東武特急「きぬ103号」
鬼怒川温泉9:5610:01東武・野岩・会津鉄道・JR,会津マウントEXP

プランニング

尾瀬行のアクセスとして,今回は会津口を選択する.その中で,前日会津若松泊として,翌日尾瀬入するという計画を立てたため,会津若松までの行程を決める必要があった.まずは名古屋-新潟の夜行高速バス+JR磐越西線あるいは新潟-会津若松の高速バスという計画を立てたが,名古屋から新潟行の夜行高速バスが満席であえなく断念.次には,仙台までの夜行高速バス+会津若松までの高速バスという計画も,やはり仙台行の夜行高速バスが満席でこれまた断念.東京乗継ぎに的をしぼりいろいろなルートを考えついたものの,新宿-会津若松の高速バスとの乗継が便利な便がないし,移動日が平日ということもあり,あまり都心に直接乗り入れる路線には乗りたくない.新宿新南口以外のターミナルへ行くバスに乗ると,通勤ラッシュの中徒歩移動・電車移動する必要があり,重いザックを背負った人間にはつらいものがある.いろんなことを考えて,結局,名古屋から大宮へ向かうバスを選択することにした.また,大宮から会津若松までの移動は,春日部まで東武野田線で移動し,そこから東武・野岩・会津鉄道経由という列車移動に決めた.

概要

今回は,往復とも夜行復高速バスで尾瀬アクセスする.いつもと違い少しのんびりとアクセスを楽しむため,会津若松へ寄る計画をたてて実行した.高速バス乗車後は,列車を乗り継いで会津若松へ向かった.考えてみれば,関東から会津若松へ向かう場合,今回の行程は新幹線を除けば最速だと思う.

記録

名古屋-大宮夜行高速バス

大宮行バス名古屋から大宮までは名古屋観光日急バスが西武バスと共同運行する夜行高速バスで移動する.この日は名古屋観光日急バスの担当であった.3列シート車である.中央高速を経由して所沢・大宮へ向かう.この日の乗客は10名に届いたかどうか.閑散としていた.発車前日にコンビニで購入したときの座席指定番号から推測して,かなりすいているだろうなという感じはしていたが...途中,恵那峡SAと談合坂SAで開放休憩だったが,談合坂SAは,建物などのレイアウトがすっきりしておらず,道迷いしそうである.高速バス休憩中に道迷いをしては大変なので,早々とバスに戻る.所沢で数人が下車し,もともと少ない乗客はさらに少なくなり,一般道を経由して大宮駅には定刻より20分ほど早く到着.駅前はまだラッシュには早いと言うこともあるのか比較的閑散としていた.

特急「きぬ103号」

大宮からは東武鉄道野田線で春日部へ.まだ客は少なくすいていた.春日部からは特急に乗って鬼怒川経由で会津若松へ向かうことにする.その前に春日部駅で下車し,駅前のコンビニで朝食と昼食を購入.この後会津若松まで売店らしきものは無さそうである(特急スペーシアでは車内販売があったが,乗る前にはそのことを知らなかった).その後,特急券を買おうと窓口へ並ぼうとするのだが,春日部の駅の窓口では,浅草方面の特急券も売っている.乗客は,2号車,5号車とだけ告げて浅草方面の特急券を購入しているようである.春日部では,特急列車の乗り口が2号車,5号車の2箇所に限定されている.列車の前の方がよいか後ろの方がよいかによって,客は2号車または5号車とだけ告げて特急券を購入している様子である.定食屋で「いつものやつね」といえば品が出てくるようなもので,いわば「通」の買い方である.それが最も客を手早くさばける方法であり,客の方も朝の通勤で急いでいるわけだから,丁寧な対応などは期待していなくて,手早く買える方がよい.地元民でない私には到底そのような買い方はできないし,私は下り列車の特急券が欲しいし,それにそのような通の常連さんの邪魔をしたくないので,券売機で特急券を購入した.車両(しかも先頭車両)の一番前の座席だったが,特急券を購入できたことを喜ぶべきであろう.平日なのに夏休みだからだろうか,それぐらいの高い乗車率であった.なお,乗車券は会津若松までは購入できず,会津鉄道終点の西若松までのものを購入した.

東武スペーシア春日部から鬼怒川温泉までは特急で1時間半ほどである.のんびりと車窓などを眺めながら過ごしたいのだが,車両の先頭だけあって車窓は眺めにくい.下今市で3割ぐらいの乗客が下車.日光方面への列車に乗り継いだ.残りは鬼怒川温泉まで乗車.鬼怒川温泉まで乗車した客の半数以上が,接続列車の会津若松行の乗り継いだ.

会津マウントエクスプレス

会津マウントEXP会津マウントエクスプレスは,現地に行ってから気づいたのだが,4社線乗入れの珍しい列車でもある.編成はディーゼルカー2両である.「きぬ」からの乗継客が多くて,結構高い乗車率で発車.途中で下りる人も乗る人も結構いてなかなか乗車率は下がらなかった.この乗車率は大健闘といえるだろう.会津鉄道区間では,時折険しい渓谷沿いを進み,車窓を楽しむことができる.なお,どの駅での下車客よりも,終点まで乗車した客が一番多かったように思う.これは予想外だった.東京から会津若松へは,東北新幹線利用は別にすると,今回の特急「きぬ」+会津マウントEXPの乗継が会津若松への所要時間が最も短い(高速バスより速い)ことが大きく作用しているのかもしれない.会津若松へは定刻に到着.ここからJR磐越西線へ乗継ぐ乗客も結構いた.

会津若松観光

鶴ヶ城会津若松駅前のホテルに荷物を置いて,まずは会津若松の代表的観光地「鶴ヶ城」へ.しかしその前に,どこか駅に立ち寄りたい.そこで七日町駅へ向かう.七日町駅は,市の中心に近い.少々道を間違えながらも駅に到着.ちょうど只見線(小出行)の列車が発車していった.それを見届けた後,お城へ.城の中には入らなかったが,周囲の公園・庭園も含めて多くの人たちでにぎわっていた.お城の敷地を概ね一周した後,市街地を歩いてホテルに戻った.

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