駅からあるき by DJ Kei
2008.03.16 名古屋市バス・幹本郷1系統

名古屋市バス・幹本郷1系統

2008年03月16日

行程

場所種類
地下鉄平針14:40名古屋市バス・幹本郷1
極楽15:00

プランニング

本数は1時間に2本程度なので,待ち時間が少なくなるように自宅を出発した.あとは成り行き任せ.

概要

今回は,名古屋市東部を走る幹本郷1系統に乗車する.名古屋市東部では,2本の地下鉄が東西に走り,都心との連絡役を果たしている一方,その地下鉄から南北に延びる多くのバス路線が存在する.特に2本の地下鉄の間を結ぶ南北縦貫の役割を果たす系統がいくつか存在する.その中で最も東に位置する幹本郷1系統である.
この系統,見どころは,(1)名古屋市を出て日進市を走行する,なおかつ日進市内にバス停を持つ.(2)「東名古屋病院」のロータリー乗り入れ(北行のみ),(3)メイン道路をはずれて,「梅森荘」への立ち寄り,(4)今や名古屋の珍地名として全国的に有名となった「極楽」を通る,などであろうか.沿線には東名古屋病院(昔の国立病院,今は独立行政法人)や名古屋記念病院,牧野ヶ池緑地,名東高校などがあり,また住宅街も多いことから,通院,通学,買い物などに利用されることが多い.

まずは,地下鉄平針から幹本郷1系統で本郷行に乗り,極楽で下車.その後,写真撮影を兼ねて平針までゆっくり徒歩で向かうことにする.

記録

地下鉄平針のバスターミナルに着き,本郷へ向かう幹本郷1系統の出る停留所へ向かう.するとそこには「名古屋市交通局」の行先表示幕を出しているバスが停まっている.何のバスかわからなかったが,どうやら名古屋市農業センターで梅まつりが開催されているらしく,ここから観梅客を運ぶための臨時バスのようだ.臨時バスと荒池行バスが出たあとに,私の乗車する幹本郷1がやってきた.バスは結構混雑していたが,一番前の左側,つまり「かぶりつき」ができる席が(というよりその席だけが)空いていたので,そこに座った.

地下鉄平針-梅森台1丁目の畑を進む.写真は,幹本郷1系統・地下鉄平針行.乗車したバスは,ところどころ車の流れが滞るぐらいの道路をバスは進んでいく.発車してすぐ,バスは名古屋市を出て日進市へ入る.左右が開けた畑となり,遠くの山並みも見えるようになる.国道153号線を越えると畑は消え,商店と住宅の混在する地域を進むようになる.

梅森台1丁目バス停

日進市・くるりんバス梅森バス停.梅森台1丁目とその次の梅森台3丁目は,日進市内にある.名古屋市バスでありながら日進市にバス停があるということになっているが,これはこの付近で名古屋市と日進市の境界が複雑に折れ曲がっていることに関係する.

東名古屋病院バス停.写真は,幹星丘1系統・星ヶ丘行.バスは,日進市から再び名古屋市に戻って,最初の停留所が東名古屋病院.ここは,北行のみ病院前のロータリーへ乗り入れる(南行はロータリーをスルーする).ただし病院前のロータリーとはいっても,病院玄関に横付けするわけではなく,玄関までは100mほど歩かないと行けない.

幹本郷1系統,地下鉄平針行(梅森荘付近).バスはさらに次の停留所の梅森荘へ.梅森荘は平針と本郷を結ぶ道路から東へ大きくはずれた場所にあり,北行のバスはいったん東へ向きを変えて梅森荘へ行き,その後今来た道を引き返し,再び北へ向かう,ということになる.ロータリーに立ち寄ったり,離れたバス停に立ち寄ったりと,なかなかストレートに進んでいかない路線である.

梅森坂付近(幹本郷1系統・本郷行)

梅森坂付近(幹星丘1系統・梅森荘行).その後バスは,梅森坂付近で牧野ヶ池緑地を左に見ながら進む.この公園は県営で,大きな池もあり,釣りをして楽しむ人の姿も見られる.のんびりとできる公園である.

名鉄バス(愛知学院大学行,梅森坂口付近).梅森坂口から極楽までは,名鉄バスとの併行区間である.名鉄バスは,名鉄バスセンター・栄から名古屋高速を通り,牧の原,極楽,香久山を通って愛知学院大学へ向かう都市間高速バスである.高速バスの中で名古屋市相互間の利用ができるのは,この愛知学院大学行の名鉄バスと名古屋市バスの高速1号系統しかない.なお,名鉄バスの方は,都市高速区間を跨がない利用はできない.この周辺に住む人たちが都心へ出る場合には,市バス+地下鉄の乗継よりも,名鉄バスの利用の方が便利なのだろうと思う.

極楽停留所(北行)

極楽停留所(名鉄バス西行).今回は,極楽で下車した.極楽は,珍地名としてテレビなどでも紹介され,全国的に有名だ.しかしその実態は,ごくふつうの住宅街である.やや高収入層の人が多いような感じのする住宅街である.

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