駅からあるき by DJ Kei
2009.01.24-25 寝台特急「北陸」&「きときとライナー」(その1)

寝台特急「北陸」&「きときとライナー」(その1)

2008年12月06-07日

行程

12月06日
場所種類
名古屋18:58こだま578号
東京21:47JR
上野23:03特急「北陸」
12月07日
場所種類
金沢6:247:22JR
高岡8:028:08JR
氷見8:378:44JR
高岡9:159:42JR
石動9:56徒歩
イルカ交通本社11:10「きときとライナー」
名古屋15:10

プランニング

まずは,寝台特急「北陸」の寝台券を確保し,さて金沢からの帰りをどうしようかと考えるうちに思いついたのがイルカ交通の「きときとライナー」への乗車.また未乗であるJR氷見線を間に挟む形で入れて,スケジューリングをくんだ.

概要(その1 寝台特急「北陸」編)

寝台列車は,この夏に「きたぐに」B寝台に乗って以来.寝台列車乗りたい症候群に襲われ,その解消のため,寝台特急「北陸」に乗車することにした.「北陸」乗車が第一目的であったが,帰りをどうしようかと思っていて,アイデアとして思いついたのが,この春開通した高速バスの,イルカ交通「きときとライナー」への乗車であった.両者の乗り換えには少し時間的ゆとりがあるので,JR氷見線の乗車をはさむことにした.このページは,「北陸」乗車の記録である.「北陸」はBソロの利用であった.「北陸」は,乗車時間が短く列車内での楽しみはあまりないが,上越国境付近の吹雪の中列車が走り続けたこと,深夜の日本海の眺めなどが印象深い.金沢で早朝に出発する特急列車を何本か眺めた後は,氷見線へ向けて出発した.

記録

まず,居住地の名古屋から,「北陸」始発の上野まで移動する.名古屋から東京までは,「こだま」利用とした.土曜日のこの時間帯の自由席はすいている.静岡で人がぐっと減って,その後は減る一方.しかし,新横浜から乗る人が少しいた.

東京駅に定刻に到着.

東京から上野へ移動して,「北陸」が発車する地上ホームへと移る.すでに出発を待つ人がをホームでちらほらと見かける.鉄っちゃんの姿はわずか.発車15分ほど前に,反対向きにゆったりと入線してきた.

ホームで見かけた案内板.今や,地上ホームから出発する列車はわずかとなっている.これ以外に到着便や回送列車の入れ換えなどに使用されるが.

電光板の表示.「寝台特急8両」という表示と交互に現れる.

「北陸」の先頭部.

表示は「特急」であり,「寝台特急」ではない.

日本海と親不知あたりの海岸をイメージしたものだろうか?

車両最後尾

今回乗車した2号車入口.2号車はBソロ.

Bソロの通路.

今回のBソロの部屋は,2階の上の部屋であった.階段を上がったところに部屋がある.発車前に,車掌からカードキーを受け取る.数年前に「北陸」を利用したときと同じデザインであった.列車は定刻に発車.客車列車らしいゆったりとした出発.懐かしい放送チャイム,そして静かな走行音.これこそ寝台列車である.
最初の停車駅は大宮.大勢の人であふれるホームを部屋から見下ろす.大宮を出発後,放送は富山到着直前まで中断される.また車内照明の減光がなされる.
高崎出発後,横になる.次に目が覚めると,水上停車中であった.水上は客扱いをしない運転停車である.上越国境付近から雪が現れ,外を見ると吹雪いているようにも見える.車内を真っ暗にして車窓から雪景色を眺めながら過ごし,長いトンネルを抜けたところで,再び寝台に横になる.次に目が覚めたのは,長岡停車中であった.これも運転停車.長岡から進行方向が反対となり,進行方向右側が見えるようになる.柏崎当たりからは海岸のすぐ近くを走るようになるが,その間は眠ってしまっていてよくわからなかった.ただ,普通に起きていれば,海岸の様子は,車内からでも意外とよくわかるはずである.
糸魚川あたりから,はっきりと目が覚めた.少しずつ客が降りていく様子を眺めながら,終点の金沢まで過ごした.「北陸」は,金沢駅に定刻に到着した.

金沢駅に到着.雪をかぶった先頭部

最後尾.

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