駅からあるき by DJ Kei
200812.06-07 寝台特急「北陸」&「きときとライナー」(その2)

寝台特急「北陸」&「きときとライナー」(その2)

2008年12月06-07日

行程

12月06日
場所種類
名古屋18:58こだま578号
東京21:47JR
上野23:03特急「北陸」
12月07日
場所種類
金沢6:247:22JR
高岡8:028:08JR
氷見8:378:44JR
高岡9:159:42JR
石動9:56徒歩
イルカ交通本社11:10「きときとライナー」
名古屋15:10

プランニング

まずは,寝台特急「北陸」の寝台券を確保し,さて金沢からの帰りをどうしようかと考えるうちに思いついたのがイルカ交通の「きときとライナー」への乗車.また未乗であるJR氷見線を間に挟む形で入れて,スケジューリングをくんだ.

概要(その2 「きときとライナー」編)

寝台特急「北陸」の乗車後,JR氷見線の乗車およびイルカ交通の「きときとライナー」の乗車を実行した.氷見線は,雨晴周辺の車窓から見た海と,その向こうに広がる北アルプスの雪山の印象が強かった.「きときとライナー」は,始点の小矢部イルカ交通本社から乗車し,終点の名古屋までの乗車であった.小矢部からの乗車は私1名だったが,高岡,砺波からの乗客が多く,最終的には7〜8割の乗車率で名古屋へ向かった.日本海側の雪山の遠望,そして名古屋へ向かうにつれて雪が少なくなっていったこと,ひるがの高原から名古屋まで1時間30分ほどで到着したことに驚いたことなどが印象として残っている.

記録


北陸下車後,デジカメのSDカードの残メモリが少なくなったので,買いに行くことに.駅の改札口を出て,以前駅前を歩いた時の記憶を頼りにコンビニへ.記憶は正しくすぐにコンビニが見つかった,そのコンビニで1GBのカードを購入した.あらためて今まで使用していたカードを見ると,512MBと書かれていた.今まで,よくぞこんな小容量のカードなど使っていたものだ.

その後,金沢駅に戻り,しばらく発着列車を眺めて過ごす.実は,この日,「北陸」より先に到着のはずの上りの「日本海」が遅れているようで,その姿が見られるのを期待しながら待ったのだが,結局,氷見線に向かう列車が金沢駅を出るまで姿を見せなかった.

特急「しらさき」

特急「サンダーバード」

特急「雷鳥」

特急「はくたか」

一通り北陸線の代表的な特急列車は見られたので,高岡へ向かうために下り普通列車に乗る.

今回乗車した普通列車

倶利伽羅駅

遅れていた「日本海」は,森本駅ですれ違うのをみかけた.1時間20分ほどの遅れか.雪は,金沢を出ると少しずつ深くなっていく.倶利伽羅の駅を過ぎて,高岡へ向かうあたりが一番雪深かったような気がする.石動付近でもかなり積もっている.20〜30cmぐらいは積雪がある.石動から小矢部の高速バス発車場所までは徒歩を予定していて,距離にして3km程あるから,この雪では結構しんどい.一応,予定徒歩区間にはバスもあって,列車との接続もよいから,バスに乗ることにしようと考えていた(しかし,このもくろみは崩れ去ることに).

高岡手前での車窓の様子.写真では晴れているが,このすぐ前までは濃霧に包まれた中の走行であり,天気は目まぐるしく変化していた.積雪量も金沢から高岡までの区間でも結構違いが見られた.列車は定刻より数分遅れて高岡に到着し,わずかな乗り換え時間で氷見線に乗り換える.

氷見線の車両.氷見では高校生が大勢乗っていたが,次の越中中川で下車していき車内はがら空きとなった.

氷見線は今回初乗車である.途中海岸沿いに走る眺めの良い区間があるということは知識として知っていたが,それ以外がどんな路線かは知らなかった.田園地帯でも走るのかと思っていたが,実際には高岡付近では臨港地帯を,雨晴付近では海岸沿いを,氷見付近では砂防林の近くを走ると行った感じであり,眺めがよいのは雨晴付近のみである.それでも,その眺めはやはり抜群であった.乗っていたらあっという間に終点の氷見に到着してしまった,という印象であった.

雨晴の駅標

車窓には,海の向こうに北アルプスという光景が展開される.

氷見駅で,駅前広場に出て,駅の全体を眺め,駅から出るバス停を眺めてから,帰りの列車に乗り込んだ.再び海側の座席をとって,海の眺めを堪能してから高岡に到着した.高岡では,昼食用に「ますのすし」を買って,その後駅前に出て雪道を試しに歩くことにした.駅前は雪かきがなされているので,歩くのにさほど支障はなかったが,やはり歩きにくい.

高岡で見かけた「あすか」.ちょうど停車していた.この後富山方面へ向けて出発していった.団体客でも乗せるのか?

高岡の跨線橋から,雪山の連なりを眺める.

この後,石動へ向かい,石動からは高岡駅行の加越能バスに乗って,イルカ交通本社まで向かうことにしていた.だが,石動へ向かう列車が7分遅れているという.予定では,列車は石動9:56着で,バスは駅前から10:00発車である.これではバスは利用できない.遅れなければバスを使い,列車がもっと遅れたら,徒歩では間に合わないから仕方なくタクシーを使うだろうが,遅れ方が中途半端である.徒歩で間に合う場合でも,この雪だから,タクシーを使うという手もあるが,高く付くし,タクシーの運転手に行先を告げるのは面倒だ.「高速バスの乗り場まで」では通じないし,「イルカ交通本社まで」と言っても通じるかどうかわからない.結局,列車からバスの乗継ぎは失敗し,タクシーも使うことはやめ徒歩移動を決断した.JRに並行する旧国道を歩くことにした.

JR石動を10時すぎに出発.イルカ交通本社まで約3kmの行程を歩く.基本的には,駅からすぐにある旧国道を東へまっすぐ進むだけであり,道を間違えたり迷う心配はない.ただし,今回は積雪の中を歩くというハンディがあり,3kmを1時間弱で歩けるかどうか.とにかく歩き始めた.駅に近い部分は雪が払われているが,駅から離れるにつれて足跡すらなくなり,雪に足をとられながらの歩きとなる.こんなことで本当に間に合うのか.時々小走りになりながら早足で進んだ.歩いて10分もしないうちに,汗が噴き出すようになってきた.地図で現在地を確認しながらの歩きで,中間点を過ぎた辺りでかなりゆとりが出てきたので,歩きを少しゆっくりにする.結局,駅から40分ほどかけてイルカ交通本社前に到着した.

イルカ交通本社の近くにある芹川のバス停.本来ここまでバスに乗ってこれるはずだったのだが.

私がバス停までやってくると同時に,車庫からバスが出てきて,バス停に横付けした.時間になったからバスがやってきたというよりは,客を待たせないための心配りではないかと思う.また,外は寒いから早めに車内に入って暖まってもらおうという配慮でもあろう.私自身は,ここまで歩いて来たので,暑くてしょうがなかったのだが.氏名と予約時に言われた座席番号を運転手に告げ,運賃を払ってからバスに乗る.

イルカ交通本社にあるバス停

きときとライナー

バスを横から眺める

バス後部

バス停とバス

ナンバープレートは「758」.もちろんナゴヤと読む.

車内の様子.シートは2クラスあり,こちらはエコノミーの方.

小矢部のイルカ交通本社からの乗客は私1名.このイルカ交通周囲には,人家があまりなく,沿線の利用者は少ないと思われる.一応パークアンドライドにも対応しているが,この日はその利用者もなかった.ひょっとしたら朝便,夕方便あるいは平日便ではここからの利用者がいるのかもしれないが,定かではない.高岡駅到着までに,「ますのすし」での食事をすませ,車窓を眺める.昨日からの夜行疲れのせいもあり,少々眠くなってきたが,このあたりの車窓はすばらしく,北アルプス方面への展望は秀逸であった.
高岡駅からの乗客は10名弱.私の隣の席も埋まった.ただ,2人席のいずれも人がいないシートも結構あり,この後の砺波駅から乗客が多いことをうかがわせる.次の高岡イオンモールからの乗客はゼロ.そして,砺波では,20名ぐらいの乗客がいた.客が運賃を払うときの運転手とのやりとりを聞いていると,結構往復利用が多いようだ.この高速バスは,地元の人にも定着してきているようである.

これで乗客数は確定で,30名弱ほどの乗客がいた模様で,全体的には7〜8割程度の乗車率といったところである.12月のオフシーズンとしては,かなり乗客は多い方ではないかと思う.砺波駅を出ると,すぐに高速道路に入り,以降は,北陸道→東海北陸道→名神高速→名古屋高速を通ることになる.高速道路に入ってから,車窓の眺めは,こんな感じで,雪をかぶった山を見ながら進む.ただし,山深い箇所を進んで行き,高速道路の施設以外に沿線に人工物らしきものは,送電鉄塔がたまに見えるぐらいである.トンネルも多い.

バスの休憩(開放休憩)は,ひるがのSAで1回のみ.砺波あたりからならともかく,小矢部から乗車した場合は,中間点よりかなり名古屋寄りでの休憩となる.この休憩点から判断すれば,やはり砺波利用を客の中心として考えているのだろうか.ひるがのSAからは,大日ヶ岳が間近に見られ,もう少し雪が積もればさぞかし迫力ある光景が見られたに違いない.

ひるがの高原で休憩中のバス.

ひるがのSAの出発は13:50.名古屋への到着時刻は定刻で15:10であり,ひるがのSAから名古屋まで1時間20分で走ることになる.このダイヤ設定はかなりの驚きである.名古屋に住むものとして,感覚的にはあり得ないダイヤである.しかし,バスは快調に進み,一宮JCTを14:55ごろ通過.この後,名古屋高速を突っ走り,明道町で高速を下りた時には15:10となっていた.名古屋市内の混雑さえなければ,5分以内の遅延で名古屋駅ミッドランドスクエア前のバス停に到着していただろう.結果的には,駅前の違法駐車(違法停車)の影響を受けて,10分遅れで名古屋駅に到着した.

名古屋駅ミッドランドスクエアのバス停

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