駅からあるき by DJ Kei
2009.01.15 三重交通・名古屋-桑名

三重交通・名古屋-桑名

2009年1月15日

行程

場所種類
名古屋19:25三重交通
桑名20:2720:43JR
名古屋21:16

プランニング

平日の1日1本の運行とあって,プランニングのたてようがない.とにかく行けそうな日を選んで実行あるのみ.

概要

今回は,バス好きならご存知の,名古屋(名鉄BC)→桑名駅前の三重交通路線バスの乗車である.名古屋から国道1号を経由して桑名までを走行するこのバスは,数年前までは,休日を含めて数往復の設定があったのだが,現在は,平日(月〜金)の桑名行1本のみ,しかも片方向のみの運転となっている.このバスの現況を知るために乗車することにした.

記録

名古屋駅に着いたのが,19時少し前で,少し時間がある.名鉄バスセンターは,京都方面,飯田方面,福井方面,高山方面など,名古屋から100〜200kぐらいの都市へ向かうバスが次々と発車している.近郊の都市や大団地へ向かう都市間高速バスも大勢の乗客を吸い込んでいく.一般路線バスは,これまた多くの乗客を乗せている.名古屋から桑名駅前へ向かうバスは,3階2番乗り場からの発車で,都市間高速バスの桜台行,一般路線バスのサンビーチ日光川行にも長い列ができている.
今回乗車する桑名駅前は,途中の「かの里」までの区間運転は多数あり,そこから先の桑名駅前までの区間は平日片道1本のみの運転となる.かの里までは乗客がいると思うが,そこから先はどうなるのか,楽しみである.

のりば案内のモニタにも,平日に1日1回だけ現れる「桑名駅前」の表示が.ワクワクしてくるなあ.

そして,名鉄バスセンター3階2番のりばの電光板にも,桑名駅前の表示が現れた.

バスが到着.この日は,乗客は私を含め11名で,他に三重交通の職員が1名乗車であった.

バスは,定刻にバスセンターを出発.すっかり暗くなり,ネオンや照明がまぶしいばかりの名古屋市内の幹線道路を走り始める.都市高速の高架が見えてくると,バスは右折し,江川線に入る.この時間帯だけあって道路に車は多いものの,目立った渋滞というほどではない.しかし,このぐらいの交通量でも,定刻よりはだんだん遅れているようである.最初の停留所の日置橋で早速下車客有り.地下鉄との接続駅である日比野で1名乗車.そして,熱田六番町で右折して国道1号に入る.あとは,延々と桑名駅近くまで1号線を走り続けるのである.熱田六番町では1名乗車の3名下車である.この辺りから幹線沿いながらも,街の雰囲気が変化してくる.一言でいえば,華やかさが無くなってくる.昭和橋では3名が下りた.東中島で1名が下車したあと,20:03に庄内川を渡る.下之一色で2名下車し,かの里到着直前の時点で,私以外の客は2名となった.さて,かの里を過ぎて残る客はいかほどか.いざ,かの里到着を迎えると,残っていた2名の客とも下車していった.結局,この先の,片道1本のみの運行区間を残して,私以外の客はいなくなってしまった.しかし,ある程度予想していたことではあったからそれほど驚かない.

かの里から桑名駅前は,こんな感じの車内.

かの里出発以降,乗ってくる客は当然いなかった.これまた予想通りである.バスが名古屋市を脱出したのが20:11頃で,バスセンター出発から46分が経過していた.桑名駅前の到着は,定刻では20:27だが,これは明らかに無理で,どの程度遅れるのだろうかと思っていた.距離的に言えば,あと40分ぐらいかかっても不思議ではないから,到着は20:50ぐらいと予想した.しかし,バスは,名古屋市内を出ると快調に進みはじめた.案内放送では,富吉,佐古木などのなじみのある名前が流れている.そこから類推するに,近鉄の駅間とこのバスの停留所間はそれほど変わりが無く,この区間ではバス停の数があまり設けられていない様子が浮かび上がる.バスが木曽川(尾張大橋)を通過したのが20:26,揖斐・長良川を通過したのが20:32であった.沿線の街並みが明るくなり始めるともう桑名駅はすぐで,結局終点の桑名駅前には20:37の到着となり,わずか10分の遅延であった.後半はかなり遅れを回復したようであった.

inserted by FC2 system