豊橋〜四国乗継ぎ
2012年1月15日(日)
行程
往路(1月13-14日)
場所 | 着 | 発 | 種類 |
---|---|---|---|
新居浜 | 18:42 | 特急しおかぜ28号 | |
岡山 | 20:11 | 20:33 | のぞみ 66号 |
名古屋 | 22:09 | 22:14 | こだま694号 |
豊橋 | 22:40 | 泊 | |
豊橋 | 7:11 | 豊鉄バス | |
和田辻東 | 7:37 |
復路
場所 | 着 | 発 | 種類 |
---|---|---|---|
豊橋 | 9:31 | 豊鉄バス | |
伊良湖岬 | 11:15 | 11:50 | 伊勢湾フェリー |
鳥羽 | 12:45 | 13:36 | 近鉄特急・伊勢志摩ライナー |
難波 | 15:38 | 地下鉄 | |
新大阪 | 16:22 | ひかり571号 | |
福山 | 17:30 | 17:40 | しまなみライナー(せとうちバス) |
今治 | 19:04 | 19:18 | 特急しおかぜ30号 |
新居浜 | 19:47 |
プランニング
湖西連峰を歩くためのアプローチは,豊橋前泊のスケジュール.その帰り,豊橋〜四国までの旅程については,一応伊勢湾フェリー乗船だけは頭にあって,あとは成り行きである.ただ,岡山から「しおかぜ」利用というのはマンネリ化しているため避けたい.というわけで,福山〜今治のしまなみライナーを利用.あとはそれらを順につなげていくと,上のようなスケジュールができあがった.
概要
湖西連峰へのアプローチ,往路は豊橋に前日入り,翌日朝一番のバスで登山口へ.山歩きの翌日,豊橋では朝をのんびりと過ごし,9:31発の伊良湖岬行に乗った.豊橋駅前から伊良湖岬へ直通のバスでは朝一番の便である.伊良湖岬から伊勢湾フェリーに乗継ぐが,多少待ち時間があるので海岸線を歩いたりしてすごす.その後フェリー乗船.この日のメインイベントである.この日は風が強くまた真冬でもあり,船室で過ごす時間が多かったが,時折甲板にでて周囲の景色を眺めるなどして過ごした.ただ船旅は1時間弱で終了.その後は,近鉄特急に乗車.ただし疲れからか,松阪ぐらいからはほとんど記憶になく,大半を寝て過ごした.難波到着後,地下鉄で新大阪へ.福山まで新幹線を利用.「ひかり」は姫路あたりから大量に客が乗り込み,乗車率が非常に高かった.福山で下車したが,駅前が大規模工事中で,高速バス乗り場を探すのが大変で,切符売場も中途半端な位置にあり,少し慌てたが,何とか間に合った.しまなみライナーは,すでに夜間の走行になり,景色はほとんど眺められず.バスの乗客はほとんどが今治までの乗車であり,途中での下車がほとんどみられなかったのは少し意外だった.そして最後は,今治から新居浜まで特急利用.
行程
往路
新居浜から,特急しおかぜで岡山へ.このしおかぜは,岡山行の最速列車である.新居浜から岡山までは1時間30分を切る.
岡山からのぞみ号で名古屋へ.
名古屋から上り最終こだま号(静岡行)にて豊橋まで移動.普通車は全車自由席である.混雑はない.豊橋で宿泊.
翌日,豊橋駅前から朝一番の和田辻東行豊鉄バスに乗車する.バス車内は,センター試験の受験生も乗車してまずまずの乗車率.
豊橋→伊良湖岬
前日の登山で少々疲れ気味だったので,この日の朝はのんびり過ごし,朝遅めのバスにて出発.発車10分ほど前にはすでにバスが待機していた.豊橋駅前の1番乗り場からの発車であった.
バス車体には,なのはなのデザインがあしらわれている.沿線のイベントを宣伝するラッピングである.イベント会場には臨時バス停も設けられるほどなのだ.
バスは駅を出発し,しばらくは市街地を走るが,徐々に畑が広がる風景へと変わっていく.田原駅前を過ぎると,その傾向に拍車がかかる.
途中右側には三河湾がのぞめる場所もあるが,大半は畑と丘陵地帯を進み,景色自体は平凡である.
終点の伊良湖岬に到着.フェリー乗り場の前にバス停がある.
伊良湖→鳥羽
バスを降りると,海岸が見えるが,伊良湖岬の灯台までは歩いて10分以上かかりそうな感じであったため,今回はパスした.砂浜を少しだけ散歩した.
海岸から,鳥羽からのフェリーが近づいてくるのが見えた.このフェリーが,折り返し鳥羽行となるようだ.
手前側のフェリーが,先ほど海岸から眺めていた船で,今度の鳥羽行である.向こう側は予備の船か?
フェリーが着岸.
フェリーには,この時期としてはまずまずの客数を乗せて出港.この日は風が強く波も多少高いという状況.ただフェリー自体は大型船であり,揺れはほとんど感じない.途中,神島をのぞむ.
伊勢湾フェリーは,伊良湖と鳥羽を同時刻出航のダイヤで運航されている.そのため,ほぼ中間地点で両者がすれ違うことになる.進行方向左側に伊良湖行が通過していくのを眺める.
三重県側に近づいてきた.
定刻に,フェリーは鳥羽に到着.車利用でない客も結構多かった.鳥羽市内の観光施設へ行く人も多いようだ.
鳥羽→大阪
鳥羽のフェリーターミナルから鳥羽駅までは10分ほど歩く.海岸を見ながらの歩きで退屈はしないが,この日は寒いので少々体にこたえる.
鳥羽駅は久しぶりだ.鳥羽はJRもあるが,大半は近鉄利用である.快速みえは1時間に1本で,しかも名古屋行近鉄特急が出る直後に出発するようなダイヤになっているから,どうしようもない.新幹線との接続を重視しているのだろうが,JRももう少し相手のダイヤを考えて研究したらどうだろうか.
なんば行は,賢島始発の伊勢志摩ライナー(ISL).ただし乗客はほとんどいない状態で鳥羽にやってきた.ISLに乗るのも何年ぶりだろうか.
海に近いところを進むため,いくつかの幅広の川を渡っていく.松阪ぐらいまでは何となく記憶にあるのだが,そこからは眠ってしまい,ほとんど記憶がない.いつのまにか八木に停車.この後もあまり記憶が無く,途中生駒の山を右手に見たのは覚えているから,高安あたりから先は起きていたようだ.いずれにしても,終点の難波には定刻に到着.
大阪→新居浜
難波到着が15:38,そこから新大阪16:22発の新幹線に乗継ぐため,あまり余裕がない.とりあえず地下鉄への乗換えを急ぎ,新大阪へ.新幹線には間に合った.この「ひかり号」は自由席,しかも1号車利用だったが,新大阪出発時にはさほどでもなかった乗車率だが,新神戸で客がたくさん乗り,姫路でさらにたくさんの客が乗り,ほぼ満席状態となった.福山では10分しか乗継ぎ時間が無く,少し早めに下りる準備をしたが,1号車というのもあり,駅の改札口を出るまでに少々時間をくった.おまけによほど慌てていたのだろう,在来線乗換え改札で乗車券を取り忘れるという失敗までしてしまった.福山駅の構造に慣れていないというのも理由の一つだが,駅員に指摘されてはじめて気づいた.
福山からの高速バス乗り場は,南口にあるということは知っていたが,具体的にどのあたりにあるのかは知らなかった.乗換え時間がほとんどない状況で何とか探し当てた.今回乗車した「しまなみライナー」は,せとうちバスの担当便であった.私にとっては見慣れたデザインのバスである.バスはしまなみ海道を進むので,普段なら景色のよいルートのはずだが,今回は夜の便であり,景色は楽しめない.それでも眠気はほとんどなく,今治まで退屈することはなかった.
今治からは,特急列車で新居浜へ戻った.