駅からあるき by DJ Kei
2013.03.26 小豆島周回乗車

小豆島周回乗車

2013年3月26日(火)

行程

場所種類
新居浜9:17特急「いしづち10号」
高松10:3611:20小豆島急行フェリー
土庄11:5512:05小豆島オリーブバス
福田12:5513:05小豆島オリーブバス
土庄14:0114:45四国フェリー
高松15:5016:50特急「いしづち23号」
新居浜18:12

プランニング

小豆島のバス路線を乗継いで,島を一周する.バスの本数が多くないので,適当に乗継ぎの良さそうな便を選定し,あとはそれに合わせて船と鉄道のアクセスを組み合わせてプランニングした.

概要

小豆島のバス路線に一度乗車してみたかったのと,併せて船旅もしたかったので,今回このような小豆島をバスで周回乗車した.高松から小豆島までは多くの航路が出ているが,一番の玄関口であり,バス周回に都合の良い土庄港を起点とすることにした.土庄から北回り福田行は海の眺めを堪能するには絶好の路線であった.南回りは,草壁から土庄までは特に市街地を走ることが多く,海の眺めを存分に堪能するというわけにはいかないが,福田から安田あたりまでは海沿いを走り眺めの良い光景が続く好路線であった.高松から土庄までの船旅も申し分無かった.今度は別の航路を利用して小豆島を再訪したいと思う.なお訪れたのは瀬戸内国際芸術祭の開催期間であり,島には多くの観光客が訪れていたが,今回の私のバス旅は観光要素ゼロである.

行程

新居浜→高松→土庄

新居浜から特急「いしづち」で高松へ.春休みでもあり,アンパンマン列車でもあるため子供連れが多かった.

高松港.まずは土庄行の高速船に乗船である.

土庄行の高速船.高速船らしく「ひかり」という名前がついている.

高松を出発.船には20名ほどが乗船.

多くの島を眺めながら,しぶきを飛ばして船は進んでいく.

天気はまずまずなので,遠くまで眺めがきく.海も穏やかである.

小豆島内湾に入ってきた.

土庄港に到着.いよいよバス乗車旅の始まりである.

小豆島内移動

高速船のターミナル前にバス停があるが,ここはバスの起点ではない.起点のあるフェリーのりば前にあるバス停まで歩く.とはいっても3分もあれば十分.この緑色のバスは南回り福田港行である.

はじめに北回り福田港行に乗りたいので,こちらのバスを選択する.

はじめに北回りに乗る理由は,島を時計回りに回るためである.なぜ反時計回りではダメなのかというと,車道は左側通行であり,時計回りだと道路の車線のうち海に近い方を通行することになる.反時計回りではこれが逆になり,わずかながら海が眺めにくいのである.

フェリーターミナル前の土庄港バス停ポール.

バスは乗客を拾いながら土庄の中心街を進み,しばらくして海峡をわたる.世界一狭い海峡としてギネスも公認しているという土渕海峡である.どうみても完全に普通の川に見える.

バスは低い山を越えて島の北側の海岸に出る.このあたりから降車客が現れてくる.

バスはアップダウンを繰り返し,時折小集落を通過しながら,基本的には良好な海の眺めを与えてくれる.バスの乗客は次々と下車し,いつの間にか私1人に.

無人島だろう.こんなのどかな眺めも得られる.

バスは少し上り,良好な入り江を回り込むように進んでいく.

島の最北東部に位置する吉田の集落と港である.

これを過ぎると,福田の港が見えてきた.ちょうど姫路からのフェリーが入港してくるところである.

福田港に到着.乗車してきたバスがそのまま南回り土庄行となる.同じバスに乗って今度は南回りで土庄港まで乗車することになった.

南回りの方も,乗客は5名程度.多くは関西方面から来た観光客であろう.しかしこのあと直島へ向かうという客(女性2名)が福田港から乗ってきた.ちょうど土庄から直島へ向かうという.ということは,この客は小豆島はバスで通過するだけ,しかも関西方面から直島へは宇野から渡るのがふつうである.ある意味かなりマニアックなルートで直島へ向かうのである.ひょっとしたらバスマニア?かと思ったが,どうみても普通の観光客であった.

小さな港もあるが,おおむね広がりのある海の光景が続く.

このあたりが南風台であろう.小豆島の観光地の一つである.

安田あたりからは,バスは市街地の中を走ることが多くなるが,時折海の景色も得られる.

草壁から高松へ向かうフェリーとちょうど並走するような形になった.

内海湾の眺めを見ながら進む.

最後は,高速船のバス停で下車.高速船の時刻を確認してから,フェリーターミナルまで歩いてフェリーの時刻を確認.フェリーターミナルは高松行とそれ以外に分かれている.

高松行フェリーに乗船である.乗客は結構多かった.

土庄→高松→新居浜

土庄の港を出港.四国フェリーグループおなじみの,勇ましいマーチ(社歌)が流れて,そのあと案内放送がはじまる.

島の最西端海岸を眺めながら進んでいく.

土庄の北側にある皇踏山が遠く離れていく.

やがて平べったい台地状の特徴ある屋島が見えてくる.本航路では,これが四国にどれぐらい近づいたかの目印になる.

屋島ととんがりピークの八栗山.その前にフェリーが通過していく.

屋島を真横から眺める.ここまで来たら高松はかなり近い.

高松港に入ってきた.

高松港はかなり手狭であり,フェリーはやや窮屈な感じで港に入ってくる.最後は桟橋に横方向に近づき,防舷材に船体を当てるような格好で停船.

高松ではちょうど新居浜方面への特急が出たばかり.ぶらぶらと周辺を歩いて,次の特急に乗って新居浜へ戻った.

海岸寺-詫間間の車窓風景.

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