尾瀬アクセス

まずは，新居浜から「しおかぜ」で岡山へ移動する．週末の夕方の列車でもありそれなりに混雑していたが，私の隣席は人が来なかった．

瀬戸大橋から見る夕日．抜群のタイミングで瀬戸大橋を通過した．

岡山から新幹線で一気に東京へ．簡単な食事も済ませる．車内は週末らしくビジネス客でいっぱい．隣席は新神戸から東京まで人あり．昨年は品川から浅草まで地下鉄で移動したが，今回は東京まで乗車し，JR山手線と地下鉄銀座線を乗継いで浅草へ．

浅草駅で，「尾瀬夜行」の発車を待つ．

尾瀬夜行は6両編成．列車の前で記念撮影をする人の姿も多かったように感じた．

誇らしげな「特急」の文字が．しかし車内設備はお世辞にも特急らしくはない．

座席はリクライニングのきかない2人掛けシート（回転は可能）．この列車はよほどの混雑期でない限り満席になることは無く，実際1人利用の場合隣席は空いていることが多い．今回は，ミズバショウの最盛期，天気予報も悪くないという好条件がそろい，隣席に人が来ることを覚悟したのだが，結局空席のままであり，いつものように2人席を占有し横になって終点まで寝て過ごした．今回は，騒がしくする人もほとんどなくよかった．

「尾瀬夜行」は．会津高原尾瀬口には定刻に到着したが，しばらく車内の灯りは消えたまま．3:50頃灯りがつき，バスへの乗換えをうながされる．乗換え通路で朝弁当を受取り，連絡バス乗り場へと向かった．バスが駅を出る頃にはすっかり夜が明け，連絡バスは尾瀬に向かって走り続ける．途中すれ違いのために停車を余儀なくされ，定刻より若干遅れて沼山峠に着いた．

鳩待峠からワゴンバスに乗って戸倉へ，そこから沼田へ関越交通バスに乗車．車内は10名ほど．たぶんこの日は周辺に泊まる人が多いのだろう．沼田まで乗車する人は少なかった．

沼田でのJR上越線の乗継がよろしくないので，新幹線で東京へ出ることにする．再び関越交通のバスに乗って上毛高原へ．このバスは，後閑駅前でターンテーブルでの転回（しかも乗客を乗せたまま）を体験できるのが有名．この転回を味わったのはもう何回目だろうか．

上毛高原からは接続良く新幹線に乗車して東京へ．自由席はすいていた．

東京からは「サンライズ瀬戸」で一気に四国まで移動する．快適な寝台車の移動である．

相変わらず記念撮影組が多いが，時期的に家族連れは少なく，小グループでの旅行が目立つ．もちろん撮り鉄さんも多い．

横浜を過ぎて車掌さんがやってきた．シャワーカードを購入しようとしたが，売り切れて手元に無いので後で持ってきます，とのこと．少し待たされてシャワーカードを入手．どうやらシャワーも待たされそう．その前に眠気がやってきた．さすがに夜行明け&長時間山歩きの後では，疲れもピークとなり，眠ってしまった．起きたのは夜中の2時すぎ．ちょうど名古屋あたりを走行中であった．せっかくなので，少しの間車窓を堪能．部屋の灯りを消して窓の外を眺めれば，結構外の様子はわかる．とくに見慣れた名古屋あたりの車窓となればなおさらだ．その名古屋はあっけなく通過．運転停車をすると思っていたのでこれには驚いた．シャワーはその後浴びた．この時間ではさすがにシャワー利用者はいなかったが，ラウンジでなにやら騒いでいる若者グループがいた．

再び眠り，次に目が覚めたときにはすでに岡山到着直前だった．その後，瀬戸大橋を渡る．

坂出には定刻に到着．

さて「きっぷ券面」では，坂出から特急に乗継いで新居浜へ向かうことになっているが，特急はしばらくやってこないので，先行する普通列車に乗る．日曜日だけあって列車はすいていた．終点観音寺まで乗車した．

観音寺からは特急に乗車して新居浜に戻った．