尾瀬アクセス

まずは，新居浜から「しおかぜ」にて岡山へ．列車はそこそこ混雑していたが，私の隣には人はやってこなかった．岡山には定刻に到着した．

岡山から名古屋まで「のぞみ」利用．今回は臨時列車利用．そのためか，懐かしい700系使用．ほんの数年前までメインの車両形式だったはずだが，内装にはもう古めかしさを感じたりする．新幹線車両の変化のめまぐるしさを感じる．

名古屋では，時間をつぶすため新幹線の待合室でしばらく粘り，その後改札外へ出る．しばらくすると「シルクライナー」がやってきた．今回は3列シートの真ん中があてられた．どうにも最悪の席である．まず眠れない．それに加えて，すぐとなりに強烈なイビキをかく客がいて，全く眠れない．偶然かもしれないが「シルクライナー」は，乗車前早めに購入すると，真ん中の席があてられる傾向があるような気がする．寝不足のまま高崎へ到着．定刻より早い4:50の到着である．

高崎では，駅前のコンビニで昼食のおにぎりを購入後，早めに改札を通り，駅構内へ．駅構内のベンチで朝食をとる．早朝でも上野方面への列車は頻繁に発着する．その様子を眺めながら時間をつぶし，朝一番の水上行に乗車．オールロングシートの味気ない列車である．沼田では多くの通学生がいた．

沼田から戸倉までは，関越交通利用．沼田では10名程度乗客がいたが，この時間帯だからだろうか，地元客が多く，尾瀬行の利用は私1名のみ．もう一人山行の格好をした人がいたが，鎌田で下りていったから，丸沼方面へのバスへ乗換えたのだろうか．

戸倉からは，マイカーでやってきた人を乗せた満員のバスに乗って鳩待峠へ．

富士見下のバス停．バス便は1日3本．

さて，ここから鎌田まで乗車するはずのバスだが，定刻を過ぎてもやってこない．このバスに乗れないと，今日中に四国に戻ることができず，翌日の仕事に差し支えることになる．戸倉発14:27のバスが許容限界で，そこまで5kmだから，その約1時間前にここを出て歩けば何とか間に合う．しかし定刻を過ぎて10分たったので，いよいよ歩き始めようと思っていたら，この日泊まった小屋の方の車が下りてきた．「バスが来ないんですが」とか話をしていると，バスがやってきた．何とか間に合ってよかった．とホッとする．しかしバスがやってきてわかったのだが実はバスは全く悪くなく，実は私の時計が10分狂っていたのだった．昨日までは狂っていなかったので，一晩で10分もずれるというのは不思議で仕方がないのだが，どうやら後で思い返してみると，朝早く起きるためにアラームをセットしたときに間違って時計の時刻を早めてしまったとしか思えない．とにかくそれがわかったので，運転手さんに時間を尋ね，時計を元に戻した．とにかくこのバスに乗車できたので，日帰り入浴の時間が確保できた．終点鎌田まで乗車し，寄居山温泉センターへ．ここは久しぶりに訪れるのだが，ずいぶん雰囲気が変わっていた．

鎌田から上毛高原までバス利用．混雑が心配だったが，かろうじて空席はあったのでそこに座った．本当は進行方向左側がよかったが，贅沢は言っていられない．沼田で半数以上が下車していった．バスは遅れもなくほぼ定刻に到着．ただこれから紅葉シーズンになれば，かなりの遅れも懸念される．

上毛高原から「MAXとき」で東京へ．この列車，2階建てであり，地元の駅でほぼ乗車1ヶ月前に指定席を購入したのだが，1階席が割り当てられていた．2階席に空席があればそちらを売るのが普通だと思うのだが．さすがはJR四国，事情がわかっていない！まあしかし1階席は全般に空席が多い傾向にあり，のんびりできてよかった．

東京から「のぞみ」で岡山へ．列車はそれなりに混雑だが，新大阪を過ぎるとかなりすいてきた．

岡山から「しおかぜ」で新居浜へ．指定席はすいており，ほとんどを2人席に横たわり寝て過ごした．