県境越えバス乗車
2014年09月21日(日)
行程
場所 | 着 | 発 | 種類 |
---|---|---|---|
新居浜 | 7:00 | ||
多度津 | 8:37 | 8:50 | 特急「しまんと5号」 |
阿波池田 | 9:23 | 10:00 | 四国交通 |
新宮診療所前 | 11:06 | ||
新宮 | 12:28 | せとうちバス | |
伊予三島 | 13:15 | 13:52 | 特急「いしづち11号」 |
新居浜 | 14:09 |
概要
今回は,愛媛・徳島県境を越える唯一の一般路線バスである四国交通の路線に乗車する.この9月末をもって県境部分の路線が廃止されるため,記念乗車でもある.この路線はバス好きには広く知られており,国道を通るにもかかわらず屈指の狭隘路線としても知られている.
乗車記録
新居浜→阿波池田
新居浜で,阿波池田までの乗車券と,多度津-阿波池田の自由席特急券を購入し,改札口を通る.まずは高松行の普通列車で多度津へ向かう.
詫間を過ぎると海が間近に見える.この日は晴天であり,海の青さが際立つ.
多度津に到着し,特急「しまんと」に乗り換えるのだが,ちょうど「サンライズ」が入線してきた.そういえば琴平までの延長運転の日である.しかし琴平まで乗車する乗客はそれほど多くはなさそう.
特急「しまんと5号」で阿波池田へ向かう.少しダイヤが乱れていたが,阿波池田での乗り換え時間はゆとりがあるので心配なさそう.
猪の鼻越えの後,列車は急勾配を下り,坪尻を通過して池田の盆地に突入する.
吉野川を渡り,阿波池田に到着.
阿波池田の駅前には商店街アーケード.阿波池田名物の,アーケードを通るバス.回送バスではなく,れっきとした定期路線バスが乗客を乗せながら通る.
阿波池田駅舎
駅前のバスのりば.三好市営の方は,せとうちバスの停留所を再利用したものだろうか.
阿波池田→新宮
駅からバスセンターまでは徒歩3分もあれば十分.ここでしばらく待ち,いよいよ県境越えのバスに乗車である.新宮診療所前行である.バスセンターからの乗客は5名であった.
このバスも,駅前からアーケードを通っていく.それを体験する.
続いて,市街地をしばらく進む.川は車窓右側に展開するが,途中で吉野川を渡り車窓の左側に移る.
阿波川口の駅前を出ると,国道319号線に入る.基本的に右側に川があり,それに沿って進む.
しばらくは道幅もあるが,途中からはすれ違いも困難な狭隘区間を通るようになる.
山深くなり,こんな感じの狭い道を進む.
林道並みの狭い道だ.車は意外と通るので,すれ違いが大変である.
県境を越えると,道がとたんに広くなる.時折道幅が狭くなるが,徳島県側の道の方がはるかに狭い.ただ相変わらず山深い.
ところどころに民家が見えてくる.
険しい谷間を進んでいく.
最後になって集落が現れ,数分で新宮の中心地に着く.終点の診療所前は中心「いよ新宮」の一つ先の停留所である.
新宮→三島→新居浜
新宮の集落は,銅山川がわずかに開ける狭い谷間にみられる.
中心地の近くに橋が架かる.この橋を四国交通のバスが通るので,それを待つことにするが,それまで少し町を歩くことにする.
新宮の停留所.待合室とベンチも備えられている.
阿波池田行のバスである.
次に,せとうちバスの霧の森行を狙う.少し上流の方まで歩く.
霧の森行が通過した.この折り返し便に乗ることになる.
新宮の停留所に,三島駅前行せとうちバスが到着.
バスはしばらくすると銅山川のダムにさしかかる.ダム湖がみられるようになる.
法皇山系を貫くトンネルを過ぎると,バスの左側には三島の市街地,右側には香川県境に連なる山並みが得られるようになる.
山麓の集落を見ながら進む.バスはほぼ定刻に三島駅前に着いた.
伊予三島からは特急で新居浜に戻った.