駅からあるき by DJ Kei
>2011.01.08 赤石・銅山越

赤石・銅山越

2011年01月08日(土) 晴

行程

場所
マイントピア8:25
遠登志8:559:00
東平分岐10:0510:05
第三通洞10:3010:35
馬の背分岐10:5511:00
角石原12:2012:25
銅山越13:3514:05
牛車道分岐14:1514:15
代々抗分岐14:3014:40
ダイヤモンド水14:5014:50
日浦15:2015:25
別子山支所16:00

プランニング

自宅近くにある赤石山系の銅山越へ行く.雪の状況の確認と霧氷目当てである.積雪は思っていた以上にあり,プランニングよりかなり時間をかけてたどりついた銅山越.

概要

今年初めての山歩きは,自宅近くにある赤石山系の銅山越.雪の状況の確認と霧氷目当てである.積雪は思っていた以上にあり,しかも標高の低いところからあって,かなり手こずったが,予定よりかなり時間をかけてたどりついた銅山越.霧氷はわずかについていて,一応目標は達成.帰りは予定を変更して,早く下山できる別子山方面へ歩いた.

行程

マイントピア別子→銅山越

いつもと同じように,マイントピア別子のトイレで用を済ませて,最初は別子ラインの車道を25分ほど歩いて遠登志の登山口に到着.ここまでは雪は見当たらないが,すぐ近くに見える斜面に雪が残っている.

登山口からしばらくは急な階段を含んだ上り坂が続く.雪はところどころに見られるのみだったが,斜面が緩んで尾根を乗り越す地点を過ぎると,積雪が現れ始める.つぼ足だが,まだ歩くのに支障はなし.

ところどころに,見事に成長したつららも.

東平の分岐を過ぎて吊り橋を渡り,流れの右岸を進むことになると,靴が埋まるほどの積雪となってくる.

第三通洞に到着した.無雪期よりは少し時間がかかったが,問題になるほどではない.広場には一面の積雪だが,トレースの跡もあり,ここから銅山越まではトレースがありそうだ.

と思っていたら,トレースは途中で分かれる寛永谷取水口へのルートに続いていて,銅山越方面へのトレースは無い.あとは,トレースのついていない雪道をひたすら歩くことに.これだけの積雪があるので,いつも利用している馬の背尾根を避け,安全な柳谷ルートを選択し上ることに.柳谷ルートの方が傾斜が緩やかで,道幅も広い.葉の落ちた樹林の中を進むため道は明るいが,積雪は深く,時折ひざぐらいまで埋まる.つぼ足ではかなり苦労する.

大きく成長したつららもあちこちで見られるように.それにしてもつぼ足で歩くには相当体力が必要な雪の量である.危険なところは無いが,体力勝負である.

第三通洞からは,普段の2倍弱ほどの時間をかけて,やっとの思いで銅山峰ヒュッテ前に到着.新居浜市街への展望が開ける.しかしまだ先は長い.これから上りがきつくなる.

角石原の分岐から,銅山越への斜面を登る.斜面はきつく,積雪のためルートもわかりにくくなっているが,無雪期の記憶があるから何とかなる.

それにしても,普段の姿とはかなりちがう山姿が見られて心地よいが,つぼ足でのしんどさと,雪がつもり垂れ下がった枝を払いながらの歩きとなるため,相当の体力を必要とした.

斜面が緩やかになると,灌木が多くなってきて,霧氷もみられるようになる.

霧氷以上に枝に団子状の雪が付着していて,きれいな霧氷の姿とはなっていない.枝が垂れ下がりルート上におおいかぶさっている.これを払いながら歩くのだが,十分に雪を払ってから通らないと,大量の雪を頭にかぶることになる.

前方が明るくなってきた.

霧氷も徐々にきれいに.

角石原から銅山越までは,無雪期の2倍ほどの時間がかかったが,無事到着.

銅山越→日浦→別子山支所

まずは,別子山側からのトレースが銅山越まで来ていることを確認.帰りは別子山側へ下ろう.往路と同じ道を下山するのは体力的にきつそうだ.この日は土曜日だから,別子山役場まで歩けば,三島方面へのバスがある.バスの時刻は知らなかったが,最悪バスに乗れなかった場合には,集落の人にお願いをしてタクシーを呼んでもらえばよいし,タクシー会社の番号さえわかれば(役場のバス停には書いてあることは知っている),自分で呼ぶこともできる.

銅山越に来て,まず楽しみなのは新居浜市街への展望.今回も堪能.

これも霧氷か.

灌木に付着した霧氷.

長い枝を見ると,霧氷が風上方向に成長した様子がはっきりとわかる.

青空をバックに.

西赤石方面への展望.雪をかぶった姿を間近に見るのははじめて.こちらの方へ行けばよい成長した霧氷がみられそうだ.

稜線上のピークをズーム.

別子山の谷をのぞむ.谷の向こう側の山は雪が少ないのだろうか.

ツナクリ山のピークをバックに.

ツナクリ山と西山をバックに.

銅山越からの下山は,別子山側へ下りることにする.バスの時刻は,うろ覚えでは確か16時台だったような気がしてきた.そこから逆算して,銅山越の出発時刻を決める.

トレースに沿って下山開始.雪道の下山はとても楽である.ルート上で,見覚えのある橋を通過.雪は往路に比べて少ないのは,南側斜面だからだろうか.

流れを渡る橋の上から.

渡り返しの橋の上から.

ルート上の最大のみどころ.劇場跡.

接待館跡.

この後,日浦の登山口へ無事到着.あとは,車道を延々と歩き,別子山役場まで歩くのだが,これが意外に遠い.雪のため滑りやすくなっていることもあるし,雪道歩きで体力をかなり使ったこともある.バスが16時台という記憶だったから,16時までにバス停に到着するという目標で歩いていたが,16:00をわずかに過ぎたころ,役場手前にあるバスの車庫が見えてきた.ちゃんとバスが止まっていて,運転手が乗っていることを確認した.これでほっとする.念のため休憩中の運転手に時刻を確認すると,16:50の出発だという.なお,夏は17:10発だとのこと.記憶していたのは夏ダイヤのつもりだったから,16時台との記憶は間違いだった.人間の記憶なんてあいまいなものだ.だがそれがいい方に間違ったからまだよかった.役場近くの駐車場で荷物整理をしたりシャツを替えたり,トイレに立ち寄ったり,集落の中を適当に散歩したりしていたら,50分待ち時間は瞬く間に過ぎ,バスに乗車.雪の残る道を走ったため,予定より時間を超過して三島に到着.三島から新居浜へのバスの時刻も知らなかったので,接続が心配だったが,結果的にはこちらもほどよい接続でバスに乗ることができた.

赤石・銅山越(交通アクセス)

プランニング・概要

自宅最寄りバス停から,登山口最寄のマイントピア別子まではバス1本で行けるので,それを利用した.帰りは,別子山側に下りたので,別子山地域バスを利用した.夕方に出るバスは三島行なので,それを利用した.三島からバス(最終便)で新居浜へ戻った.

往路

場所種類
自宅最寄りせとうちバス
マイントピア別子8:25

せとうちバスでマイントピア別子へ.

復路

別子山支所16:50別子山地域バス
三島17:5018:07せとうちバス
自宅最寄り

別子山支所のバス停

別子山支所から三島まで別子山地域バスで移動

三島から新居浜方面行のバスに乗って帰宅

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