いつものように，マイントピアから出発し，遠登志の登山口から上がっていく．わずかに残された紅葉などを長めながら歩いていく．途中，川沿いを進む第三通洞への直通ルートは相変わらず通行止め．東平へのルートを上がっていく．通行止めになるまでは第三通洞への直通ルートばかりを歩いていたが，東平へのルートの方が歩きやすく，所要時間もほとんど変わらないような気がする．東平から馬の背尾根経由で角石原へ．ちょっと疲れがあるのか，ひさしぶりの歩きだからか，普段より少し時間がかかっているような気がする．角石原から一般ルートではなく，巡視路を通って銅山越をめざす．一般ルートは途中で尾根の東側をトラバースするため傾斜が緩やかになるが，こちらはダイレクトに尾根を上がるため傾斜が少しきつい．銅山越の少し西側に出て，そこから西山へ向かう．冬型の天気特有の強い風が吹きつけ，西赤石方面や笹ヶ峰方面のピークにはガスがかかっている．西山で休憩していると，徐々にガスが晴れてきて遠望がきくようになってきた．西山からは大峠まで下り，稜線の南側を歩いて牛車道の分岐に到着．ここから大和間符を通り再び巡視路を今度は南側から登っていく．ほどなく稜線に復帰する．このころになると稜線上のガスはほぼなくなり，西赤石のピークもはっきりと眺められる他，新居浜市街への展望も開けてきた．帰りは，一般ルートを通って銅山越から角石原，柳谷ルートで東平へ，そこから遠登志へは途中すべて勾配の緩やかな旧道経由で戻り，最後は車道歩きでマイントピアのバス停に戻った．

遠登志から東平への水平歩道にて．紅葉を眺めながら

東平にて．旧鉱山鉄道の車両

銅山越から西赤石方面の稜線には冬雲がかかる

冬のどんよりとした空が広がる

笹ヶ峰方面もガスがかかる

徐々に青空が出てきた

別子山に落ち込む源流部である

西赤石方面もガスがはれてきた

新居浜市街地もくっきりと見えてきた

別子山方面の山並みを眺める

冬枯れの樹林を眺めながら下山

谷にはわずかに紅葉が残る