尾瀬アクセス

まずは，新居浜から「しおかぜ」で岡山へ移動する．週末でもあり列車はそれなりに混雑．

「のぞみ」で京都へ．列車は思ったほど混んでいなかった．

京都からは「ひかり」で米原へ．「のぞみ」との乗継ぎだったから指定席をとっていたが，指定席車はほとんど空席だった．自由席もそれほど混雑していない．わずかな乗車で米原に到着．

米原駅は久しぶりである．懐かしさを感じながら構内を歩き，乗換え改札を通って「しらさぎ」に乗継ぐ．客は多く指定席はほぼ満席状態だったが，大半は米原から福井までの利用で，それ以外の区間はがらがら状態．特に金沢から先は，客は1両あたり数名程度．

富山駅は工事中で，ずいぶん長い距離を歩かされてやっと改札口を出た．駅前にあるバス停はすぐ見つかったが，事前に場所を調べてなければ見つけるのに時間がかかったかもしれない．バス停は路面電車の通る道路沿いにある．週末だけあって会社帰り（飲み会帰り？）の人も多かった．

さて，定刻になってもなかなかバスが現れず心配になってきたころ，所定より20分ほど遅れてバスが現れた．荷物を預けて車内に入る．週末の便にもかかわらず，乗客は10名ちょっとですいていた．前から2番目の窓際の席に座る．客の大半は後ろの方にいて，特に私の周りには客がほとんどいなかった．たぶん行き先で分けているのだろう．早めに下車する人を前の方へかためているのだろうと推測する．バスは2カ所の開放休憩をはさんで順調に走行し，沼田駅にはほぼ定刻に到着した．

沼田駅で2時間ほど待ち時間がある．少々寒さを感じる駅前のバス停でしばらく過ごす．しばらくすると駅が開いたので，駅の待合室へ移動する．時間がきたので，バス停に戻り鎌田行の朝一番バスに乗車する．このバスは鎌田から富士見下行に接続している．

沼田周辺では雨が降っていたから好天はあまり期待できそうにない．

終点鎌田で下車し，富士見下行のバスに乗り換える．定時で12分の待ち時間であり，接続はよい．

しかし時刻になってもバスは発車せず，沼田からの1本後のバスの到着を待っているようだ．時刻表上は接続をとらないはずだが，便宜をはかっているのだろう．ただし到着を待っていたバスには肝心の乗客の姿はなく，運転手はそれを確認すると，すぐに出発．

このバスは富士見下まで運行されるが，客は終始私1人だけ．スキー場を過ぎると，谷間の狭い道を進むようになる．紅葉の時期は美しい景色が見られる区間である．

富士見下に到着．ここから尾瀬山域へ入山である．

鳩待峠からは，まず乗合タクシー（9人乗り）で戸倉へ向かう．客が集まり次第発車だが，秋の草紅葉シーズンだけあって客はすぐに集まる．大半は戸倉の駐車場までであり，今回もバス利用は私1名だけ．

戸倉からはちょうど沼田行が発車．尾瀬からの下山客は10名程度乗車．途中鎌田で数分停車し，トイレ休憩．その間にバスカードを購入した．

沼田駅から東京へ向かうには，JR上越線で高崎へ出るのが一般的だが，高崎行はちょうど出たばかり．乗継ぎが悪いので，上毛高原までバスで向かい，新幹線利用とする．猿ヶ京行のバスに乗る．途中後閑駅前で，乗客を乗せたままのターンテーブル体験があり，そのあとわずかな時間で上毛高原駅に到着．

上毛高原から上越新幹線利用である．この後の予定は，東京から「サンライズ」利用だから，このまま新幹線で東京まで行けばよいのだが，早く着きすぎるので，新幹線は高崎までの利用とした．自由席はまずまずの乗車率であったが座ることはできた．

高崎でいったん改札口を出て，乗車券とグリーン券を購入し再入場．快速「アーバン」で上野へ．グリーン車利用である．なお，駅で「ますのすし」を売っていたのでそれを買って車内で食べた．高崎線の車内で「ますのすし」を食べるのもいかがなものかと我ながら思うが，今回は往路で富山に立ち寄っているので理由が成り立たないわけではない．上野には定刻に到着し，このあと，山手線で東京へ移動．列車を待つ．

東京駅に「サンライズ」が入線した．

尾瀬からの帰りはだいたいこの「サンライズ瀬戸」利用である．「シングル」利用である．2階席で眺めが良くかつ静かである．先頭部分では，ふだんと同じように，家族連れなどが記念写真を撮る光景がみられたりする．車内でシャワーカードを買い，シャワーを浴びてから就寝．目が覚めることはほとんど無く，起きたのは岡山到着後．

瀬戸大橋からの眺めを堪能する．

坂出に到着．ここで下車し列車を乗り継ぐ乗客も多い．

坂出から接続の良い特急列車がないので，普通列車で先行する．観音寺まで乗車．この列車は観音寺から岡山直通列車となって折り返す．

観音寺から自由席利用で新居浜へ．列車は混雑していなかった．