瀬戸大橋周辺乗車
2014年07月12日(土)
行程
場所 | 着 | 発 | 種類 |
---|---|---|---|
新居浜 | 10:30 | 特急「いしづち12号」 | |
坂出 | 11:37 | 12:20 | 琴参バス |
穴部 | 12:43 | ||
瀬戸大橋FW | 13:05 | 下電バス | |
児島 | 13:40 | 13:45 | 下電バス |
鷲羽山 | 14:00 | 15:20 | 下電バス |
児島 | 15:35 | 15:55 | 六口丸海運 |
本島 | 16:25 | 17:05 | 本島汽船 |
丸亀 | 17:40 | 18:18 | 特急「いしづち21号」 |
新居浜 | 19:15 |
概要
今回は,瀬戸大橋を陸と海から眺めるため,瀬戸大橋を走行するバス路線の乗継と,近くを通る航路の乗継をプランニング.あれこれと時刻表を眺めたあげく,最終的には児島で2時間の乗継時間が必要になるスケジュールしかできなかった.しかし運のいいことに,児島駅で鷲羽山へのシャトルバスがあるのを現地で発見.しかも抜群のタイミングで運行.これに乗って鷲羽山へ行くこともできた.瀬戸大橋の陸路での横断,船旅による海上からの眺め,そして鷲羽山からの眺めと,十分堪能できる内容となった.
乗車記録
新居浜→坂出→与島
まずは,新居浜から坂出まで特急列車で移動.
車窓からみた途中の海の眺め.列車はこの後,宇多津で岡山行と分かれ,高松行が先に出発.次が坂出である.
坂出では40分ほど待ち時間があるが,特に周囲に何もなく,のんびりと過ごす.まず坂出からは,与島行のバスに乗る.行先は浦城となっている.与島の中の地名であり,役所(支所)がある.坂出市内と島の中にいくつかのバス停があり,生活路線である.乗客は地元民らしき人1人と,学生っぽい団体10名ほど.
バスは坂出市内を進んでいく.
坂出市街地を過ぎると,坂出北ICから高速道路に入りいよいよ瀬戸大橋である.
本島をみながら進む.本島はこの後訪問予定である.
与島のPAを眼下に見る.この後,高速道路を下り島内の道路を走るようになる.
島内に入ってからは,瀬戸大橋の下を縫うように進む.
どこで下りるか決めていなかったが,島内の「穴部」というバス停で下車.周囲はわずかな人家があるのみ.
与島→児島
次に乗車するのは,児島行のバスである.その起点となる瀬戸大橋FWバス停まで島内を歩くことにする.まずは,高速道路と島内道路を区切るゲートである.歩行者はこのゲートを通過して与島PAまで歩くことができるようだ.
ゲートにちょうど児島発のバスがやってきた.
与島PAへ下りるループ道.
島からみた与島橋方面.
北備讃瀬戸大橋方面.
瀬戸大橋FWバス停.FWは閉鎖され資材置き場のようになっている.今は周辺は何もなく,ソーラー発電の設備が建設中であった.
坂出行のバスがやってきた.私が乗ってきた便の折り返しである.FWバス停から何名か乗車していった.
そして,私が乗車する児島行のバス.当初の乗客は3名.
再びバスは瀬戸大橋に入り,櫃石島を経由して児島へ向かう.岩黒島と櫃石島からは釣り客が大勢乗ってきた.
バスは櫃石島に入り,しばらく島内を走る.車窓はのどかな光景が広がる.
もちろんこの島からも瀬戸大橋が間近に見える.
櫃石島を離れ最後の橋(下津井瀬戸大橋)を渡る
本州に渡ってきた.このあとトンネルの合間にいくつかのバス停があり,釣り客が相次いで下車.結局終点まで乗車したのは私1名のみであった.
児島→鷲羽山→児島
さて,この後は本島行の船に乗るのだが,2時間以上の待ち時間がある.この待ち時間をどうするかはスケジューリングの時から悩みの種であり,結局何も決まらないままであった.しかしここに救いの手がさしのべられることになる.現地で「鷲羽山シャトルバス」なるものを発見.しかももうすぐ発車するようだ.念のため運転手さんに帰りのダイヤを尋ねると,これまた時間的に好都合のバスがあるようで,これに乗って鷲羽山を往復することにした.バスは所要時間15分で,車窓の眺めの良いところを進んでいく,バスは第二展望台のすぐ手前まで運行.
鷲羽山訪問は二度目で,前回は25年以上前のこと..瀬戸大橋開通の前年であった.展望台から景色を眺めた記憶はあるので,前回もたぶんここ(第二展望台)を訪れたのだと思う.そこからの景色を楽しむ.
すこし時間があるので,鷲羽山の山頂まで歩いてみることにする.その途中にも景色の良いポイントが何カ所かある.
鷲羽山山頂からの眺め.
もちろん瀬戸大橋も眼前に見られる.
児島市街地方面から,王子ヶ岳方面の眺めも良い.
帰りもバスに乗って児島駅へ戻った.児島駅での2時間の乗継ぎ時間は,思いのほか有意義に過ごすことができた.
児島→本島
さて,児島から船に乗って本島へ渡る.児島観光港で乗船券を買い,桟橋へ.船旅を楽しむことと,海上から瀬戸大橋を眺めることを兼ねての乗船である.
乗船するのはこんな感じの船.見た目は漁船を一回り大きくした感じだが,スピードはかなり出せる高速船である.乗客は予想に反してかなり多かった.島民,観光客,釣り客もいたようだ.私は客室に入らず,後部デッキのベンチで過ごすことにする.
児島港を出港.
船は児島を出てスピードを上げて進む.客室にいれば大したことないのだろうが,外に出ているとかなり迫力がある.揺れもなかなか.
今歩いてきた鷲羽山が突き出ている半島を右に見ながら進み,それを過ぎると瀬戸大橋が姿を見せる.
橋を横から眺められる位置までやってきた.
船は櫃石島の南を通る.
櫃石島橋の下をくぐる.
橋の西側へやってきた.
岩黒島の西を進んでいく.
正面に本島を見ながら進み,島が近づくと船は減速し,スムーズに港に入り停船.定刻より10分早く到着.
このあと乗船予定のフェリー.
島の滞在時間は50分ほど.まず港の周囲を散策する.港が見渡せるところへ進む.手前が今乗ってきた船,向こう側がこの後丸亀まで乗船するフェリーである.
港を囲む防潮堤の突端から眺める.
瀬戸大橋も当然見える.
児島行の船が引き返していく.
この後,近くの砂浜へ.牛島だろうか.
砂浜は海水浴場になっている.
丸亀からの高速船がやってきた.
港に高速船が到着.このあとすぐ犬島へ向かった.
本島→丸亀→新居浜
さて,本島ともお別れである.丸亀行のフェリーに乗船.このフェリーでも客室にはほとんど入らず,外で過ごす.
本島を出港.
しばらくは瀬戸大橋に沿って進む.
島が遠くになってきた.
北備讃瀬戸大橋
三つ子岩が橋脚の土台になっている.
讃岐富士が現れ,四国が近づいてきた.
船は瀬戸大橋から離れ,丸亀へ向かう.
少し空が赤くなってきた.海の夕景は美しい
瀬戸大橋の四国側の付け根,番の州を遠望.
船は丸亀港に入ってきた
丸亀城も見えてくる.
丸亀港に到着.この後,10分ほど歩いて丸亀駅へ.
丸亀から特急列車で新居浜へ戻った.
途中,車窓から見た夕景の瀬戸内海.