駅からあるき by DJ Kei
2015.10.17-18 尾瀬(その2)

尾瀬(その2)

2015年10月18日(日) 晴

行程

場所
見晴7:40
沼尻川橋8:008:00
八木沢橋8:258:25
昼場8:508:50
十二曲り9:309:35
富士見峠9:5510:00
アヤメ平10:1510:45
富士見峠11:0011:20
田代原12:2012:30
富士見下12:55

山行記録

今年も,晩秋の尾瀬訪問.1日目は尾瀬ヶ原を回り,2日目は八木沢,アヤメ平,富士見林道をまわる計画である.紅葉が過ぎ,葉を落とした木々を眺めながら,シーズンの終わりを感じながらの歩きとなる.

見晴(早朝)

まずは,夜明け前に小屋を出る.ガスがかかっており,霜は下りていないし,霧氷もついていない.気温もそれほど下がっていない.少しがっかりしながらとりあえず池塘のあるポイントへ向かう.ガスがかかったまま日の出.だんだんと朝霧が晴れていく.それとともに周囲の山々が見えてくる.朝霧は薄くなりながらも晴れることなく続いたので,朝食をとるために小屋へ戻る.小屋の中から白虹が眺められたので,食事後,外に出てみる.白虹はしばらく続いたが,少しずつ消えていきやがて見えなくなった.

↑まだ夜明け前.霧に覆われ周囲は見えない

↑少しずつ明るくなってくる

↑日が入り,霧が少しずつ晴れてくる

↑周囲の様子が少しずつ見えるようになってきた

↑霧が晴れ,白虹が見えた.

見晴→富士見峠(八木沢)

見晴から八木沢へ入る.白虹を眺めていたので,予定よりだいぶ遅れて出発である.紅葉はすでに終わりがけであったが,この時期の八木沢の樹林の雰囲気はすばらしい.道には落葉が積もり,ふかふかの感触を味わいながら歩いて行く.八木沢橋を渡ると,道は上り勾配に入る.途中の昼場では燧ヶ岳の姿も眺められる.富士見峠に近づくと,針葉樹林になり彩りがなくなってくるので,自然に早足となる.結局遅れをかなり取り戻し,富士見峠に到着.小屋には帰りに立ち寄るとして,まずはアヤメ平へ向かう.

↑八木沢の紅葉

↑この時期の樹林の雰囲気は味わい深い

↑青空もさわやか

↑高度を上げていく

↑大木も多い

↑道は歩きやすく,雰囲気も良い.

富士見峠→アヤメ平(往復)

富士見峠からすぐで,富士見田代に着く.池塘をざっと眺めてから,アヤメ平へ.晴天のアヤメ平はいつも心地よい.特にこの時期の湿原の色合いと青空,そして周囲の山々の景色は何とも調和のとれた最高の眺めである.アヤメ平でしばらく過ごしてから,富士見峠へ戻った.小屋に立ち寄る.小屋はこの日が最後の営業日とのこと.そのせいかいつもより多くの人が訪れ,時を過ごしていた.小屋主さんもさすがにしんみりとした感じだったが,私はまだ実感がわかなかったので,いつもと同じようにコーヒーを注文し,いつもと同じように話をして,最後もいつもと同じようにあいさつをして,小屋を後にした.

↑富士見田代の池塘

↑アヤメ平の崖

↑アヤメ平と至仏山

↑アヤメ平と景鶴山と平ヶ岳の組み合わせ

↑アヤメ平と燧ヶ岳,会津駒も遠くに見える

↑広々とした湿原と青空

↑セン沢田代から眺めた片品の山麓

富士見峠→富士見下

富士見峠から林道を下る.林道の上の方はすでに落葉していて,普段より眺めが良く,普段は隠れている遠くの湿原が見えたりするのがおもしろい.林道は少しずつ高度を下げ,田代原へ.このあたりの紅葉がピークであった.

↑林道上部.

↑少しずつ高度を下げる.

↑見事な紅葉。青空に映える

↑紅葉は次から次へと

↑またまた紅葉

↑田代原近辺

↑田代原を過ぎても彩りが続く

↑富士見下まで彩りを楽しみながら歩く

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