駅からあるき by DJ Kei
2016.07.07-10 尾瀬アクセス

尾瀬アクセス

2016年7月7日(木)〜10日(日)

行程

往路

場所種類
7月7日
新居浜19:49特急「しおかぜ30号」
岡山21:2424:44「のぞみ98号」
京都22:4523:10南海バス
7月8日
長岡6:467:42「とき306号」
浦佐7:558:05南越後観光バス
奥只見9:209:35奥只見観光
尾瀬口10:1510:20会津バス
御池11:05

復路

7月9日
七入11:10会津バス
沼山峠11:45
7月10日
鳩待峠12:30会員バス
戸倉12:5513:12関越交通
鎌田13:3214:25関越交通
沼田15:3015:25関越交通(沼田早着)
上毛高原15:5216:15「Maxとき330号」
東京17:2818:10「のぞみ57号」
岡山21:2822:00特急「しおかぜ29号」
新居浜23:46

乗車記録

ニッコウキスゲを目当てに尾瀬訪問したときの移動記録.往路は,越後口から入る.京都から夜行バスで長岡へ.数年前までなら毎年のように急行「きたぐに」を利用していた夜行北陸回りルートだが,廃止になってから北陸回りの移動はごぶさたとなっていた.もう一つは,今回は木曜日出発のため夜行バスがすいていると見込んでの利用でもあった.
2日目(7月9日)は悪天のため,予定変更し御池から七入まで,ブナ林と小湿原の中を歩き,七入からバスに乗って沼山峠へ.
最終日は,下山してから新居浜へ戻るまでの記録.最短ルートであり味気ないが,途中で日帰り入浴を入れて気分転換.あとはひたすら移動である.移動そのものよりも平地に戻ってからの暑さが堪えた.

新居浜→京都→長岡→浦佐

まずは新居浜から岡山まで特急で移動.この春から本格導入された新型車両.揺れが抑えられ快適である.岡山からは「のぞみ」で京都へ.新幹線はそれほど混雑していなかったのは,木曜日のせいだろうか.いつもは金曜の夜に移動しているので,それと比較するしてそう感じるのだろう.
京都で下車し,八条口へ出る.駅の売店で飲料を調達し,その後高速バス乗り場へ.いくつかある乗り場のうち,東寄りのところにバス停を見つけ,しばらく待機.やがてバスがやってきた.「サザンクロス」という愛称のバスだ.今回は後ろの方の窓側に座席を確保してある.車内はすいているので思い切りリクライニングを倒し,足を通路方向へ投げ出して休む.開放休憩は1回だけ.確か草津あたりだった.バスは快調に進み,目的地の長岡駅には定刻よりわずかに早く到着.もう少し早く着いていれば,上越線の普通列車で浦佐へ行けたのだが(それを期待もしていたのだが),残念ながらそれはかなわなかった.
長岡駅近くのコンビニで少々買い物をし,浦佐へ新幹線移動.通勤通学客が多い.特に浦佐で多くの通学客が降りたのは少し驚き.ここの近くに大学や高校もあるようで,駅前には通学バスを待つ多くの学生がいた.

↑特急「しおかぜ」で岡山へ.

↑「のぞみ」で京都へ.

↑南海高速バス「サザンクロス」.これで長岡へ移動.

↑定刻よりわずかに早く長岡駅東口に到着.

↑長岡から新幹線で浦佐へ.

浦佐→奥只見→御池

浦佐から,いよいよ尾瀬へ向けての移動.まずは奥只見ダムまでバス移動.「特急」バスに乗る.平日といえども尾瀬の開花シーズンであり,乗客はそこそこいるものだと思っていたのだが,客は私だけだった.1人だけ客を乗せたバスは,最初JR上越線と魚野川(信濃川の支流)に沿って進み,その後山へ向かって走行.大湯温泉を経由し,シルバーラインとよばれる奥只見ダム工事用道路を通る.トンネルがほとんどだが,時折トンネルから出て雄大な山並みを見ることができる.最後の方は長いトンネルを走行するようになり退屈になってきた.しばらくすると,大きな変電所と送電鉄塔が目前に現れ,スロープを降りて行くと広大な駐車場に出た.そこがバスの終点である.ここにはトイレや売店もあるが,平日のこの時間帯で人はほとんど見られない.
バス停から,ケーブルカーでダムサイトに出ることもできるが,一人しかいないし,坂道を歩くことにする.しばらく歩くとダムサイトに出る.雄大な景色である.関東地方は渇水といわれているが,ここは豊富に水が蓄えられているように見える.ここからは,このダム湖を船に乗っての移動である.乗ってみると,乗客は当然私のみ.しかも「おぜ丸」という一回り大きな船が使われた.たった一人の客のためにこんな船を使って申しわけないような気持ちだ.乗務員は2名で,客の方が少ない,という状況である.
さて,そうはいっても船が動き出してしまえば,雄大な景色を眺めながらの船旅を楽しむのみ.途中燧ヶ岳も眺められ,気持ちが高ぶられる.快適な船旅は40分で終了.名残惜しく船を下り,バスに乗り換える.
尾瀬口からのバスは,当然客一人で出発したが,鷹ノ巣から平ヶ岳登山の帰りと思われる客が一人乗ってきた.このバスも時折車窓から雄大な眺めが得られる.最初は左側にダム湖の上流部が眺められ,だんだんと細くなる湖面が展開される.その後は,只見川を渡り福島県に入ると,右側に燧ヶ岳が時折眺められる他,只見川の流れが楽しめる.沿線に住人はほとんどおらず,完全に観光用の路線である.バスには40分ほどの乗車で,御池に到着し,山歩きがスタートした.

↑浦佐から南越後観光バスで奥只見ダムへ.

↑シルバーライン途中から見た山並み.

↑奥只見ダムサイトに出る.

↑ここからダム上流の尾瀬口まで船利用.

↑尾瀬口の船着き場に到着.

↑沼山峠行のバスに乗換え御池で下車.

↑只見川の流れ.

七入→沼山峠

七入から,バスに乗って沼山峠へ向かう.七入ではかなり本降りの雨となり,バス停で待つ気にはなれなかったので,バス停から少々離れた七入駐車場の建物のところで休憩.昼食も済ませる.そこで休憩していると,定刻の10分ほど前に会津バスカラーの車両が通過していくのが見えた.回送バスだろうと思ったのだが,ひょっとしたら乗車予定のバスが早着したのかもしれない,と心配になった.しかしその後バス停に移動し,バスを待っていると,沼山峠行のバスは少々の遅れで到着.乗客は多く,さすが土曜日の午前のバスだ.東京を早朝に出ると,時間的にちょうどこのバスに乗ることになるので,その客が多いのだろう.ほぼ満席状態のバスは客がほとんど降りることなく,終点の沼山峠に到着した.

↑七入から沼山峠までバス乗車.

鳩待峠→上毛高原→東京→新居浜

帰りは,鳩待峠から最短ルートにて新居浜へ戻る.味気ないが仕方がない.まずは鳩待峠から,乗合タクシー(会員バス)で戸倉へ.戸倉から,バスで鎌田へ.日帰り入浴に立ち寄る.1時間弱滞在し,再びバスで沼田へ.沼田から次の上毛高原行はしばらく後だと思っていたのだが,バス停に行くと上毛高原行がいる.慌てて乗車.鎌田からのバスが沼田に早着したのと,上毛高原行のバスが少々遅れて到着したため,結果的にドンピシャの乗継ぎができた.そのため,予定より早く上毛高原に到着.駅構内にある立ち食いそばに立ち寄り腹ごしらえをしてから,新幹線で東京へ.新幹線はそれほど混雑していなかった.東京からの「のぞみ」も思ったほど混雑していなかった.岡山からは「しおかぜ」.自由席だったがこちらも混雑は無く,新居浜までの大半を2人席に横になり眠りながら過ごした.

↑戸倉からの関越交通バス.鎌田で下車.

↑入浴後,鎌田から沼田までバス移動.老神温泉経由で,わずかに狭隘と急勾配上り区間がある.

↑沼田から猿ヶ京行に乗車し,上毛高原で下車.

↑上毛高原から新幹線で東京へ移動.

↑東京から岡山まで移動.

↑岡山から特急「しおかぜ」で新居浜へ移動.

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