会津駒〜尾瀬(その4)
2013年08月15日(木) 晴後曇
行程
場所 | 着 | 発 |
---|---|---|
尾瀬沼東岸 | 7:00 | |
三平下 | 7:25 | 7:30 |
南岸分岐 | 7:50 | 7:55 |
大清水平 | 8:10 | 8:20 |
皿伏山 | 9:10 | 9:15 |
セン沢田代 | 9:45 | 9:45 |
白尾山 | 10:30 | 10:40 |
マイクロ湿原 | 11:00 | 11:25 |
富士見峠 | 11:45 | 12:10 |
アヤメ平 | 12:25 | 13:20 |
横田代 | 13:45 | 14:15 |
鳩待峠 | 15:00 |
この日は,尾瀬沼から皿伏新道を通って,富士見峠へ,さらに稜線歩きを続けアヤメ平,横田代を経て鳩待峠までの歩きとなる.時折小湿原が点在する皿伏新道だが,夏場は藪っぽくなる箇所もいくつかある他,セン沢田代からの上り返しはやはりきつい.しかしそれをこなした後の白尾山から先の開放感あふれる歩きはひときわ感動的であった.湿原はこの時期やはりキンコウカがみごとであったが,後半は少々不穏な天気であり,横田代では遠くから雷の音も聞こえてきたため,少々先を急ぐことに.鳩待峠に着いてからは雨も降ってきた.
山行記録
尾瀬沼→富士見峠
尾瀬沼を出て,まずは長蔵小屋の前にある水場で水を補給し,三平下へ向けて歩き出す.三平下から南岸道を通る.尾瀬沼を見ながら若干のアップダウンのある道を歩いて行く.沼への眺めが開けた地点から逆さ燧を見ると,南岸道から皿伏山へ向かう分岐点は近い.南岸分岐から皿伏新道に入ると,急な勾配を登るが,それが緩やかになると大清水平.平たい湿原が広がり,花は多いものの小さな花が多く湿原自体は地味だ.大清水平から緩やかな傾斜を延々と登っていくが,時折湿原がみられる.それもなくなると,緩やかな樹林の道を延々と歩いていく.このあたりは普段ぬかるみの多いところだが,最近雨が少ないせいかぬかるみもずいぶん解消されている.勾配を登ると皿伏山山頂.眺めはなくベンチがあるのみ.ここで休憩し,休憩後再出発すると単独行とすれ違う.
皿伏山からは急な下り勾配.これを下りきると,水が登山道に流れ込みぬかるみになっている地点に下りる.さらに少し下るとセン沢田代.湿原は道から笹の生え込みの向こう側にわずかに見えるのみ.この後はいよいよ白尾山までの上り勾配.小岩の多い歩きにくい道が延々と続き,最後に勾配が緩やかになると山頂.久しぶりに開放感ある展望が得られる地点だ.この後は,富士見峠に向けて湿原の点在する道を歩いて行く.左側が開けており展望が得られる.それが終わると,林道に出る.林道途中からは富士見小屋と景鶴山が眺められる.林道を歩いて行くと,富士見峠に到着.小屋に立ち寄る.
富士見峠→鳩待峠
小屋は屋根の一部を修理中.足場が組まれていた.小屋で休憩後,再び歩き始める.富士見田代に少しだけ立ち寄り,その後アヤメ平へ.アヤメ平では大休止.周囲への展望も抜群であるが,少々天気が不穏になってきた.
アヤメ平から鳩待峠へ向けて歩く.途中いくつかの湿原を通過し,横田代へ.キンコウカの群生が一番美しい湿原である.湿原からは至仏山や笠ヶ岳,武尊山も見える.横田代では遠くから雷の音も聞こえてきたりする.そのため予定より少し早めに出発.樹林帯を延々と下り鳩待峠に到着.峠に到着後,本格的に雨が降ってきた.その後,バスで戸倉へ下りたが,戸倉では猛烈な風雨.早めに下山して正解であった.